1998年6月、参議院議員開館で山口哲夫参議院議員主催の「原発震災を未然に防ぐために」の討論会で、浜岡町の住民から、次のような発言がありました。

 「私は浜岡原発から大体1キロぐらいのところに10年以上住んでいます。クローバーを毎年1か所で1万本、100か所ぐらい調べていますから100万本ぐらいになるのですが、ずっと奇形の調査をやってきました。浜岡原発に近いほど奇形化の率が高いことがはっきり分かりました。

 それから、浜岡原発の敷地の両側に川が流れているのですが、その河口で釣りををやると、背骨がまtがっている魚とか、目のない魚とか、とにかく奇形がいろいろいいっぱい出ています。とても気持ちが悪いのです。また、中部電力が佐倉サービスセンターという所で、原発の取水槽につく貝を取ってきて、貝殻を粉にして肥料や土地の改良剤、鶏の餌という形で販売しています。通常、原発からいろいろな核種の放射能が温排水の中に出ていますが、大丈夫なんでしょうか。その辺もっと学術的な調査をお願いしたいのです。」

 後日原子力安全委員会は、「原発からの放射能物質の放出は厳重に管理されている。環境への影響を与えていない。原因調査を行う必要はない」と回答してきました。

 

         [『アヒンサー 私、子どもを生んでも大丈夫ですか』より]

    アヒンサーのご注文は 0422-51-7602 または 047-395-9727


 ※ 原発よりいっそう 多くの核種の放射能を、少なくとも原発1基の180倍(国が認めた数字)の量環境に排出する再処理工場だけは、なんとしても今すぐ閉鎖してもらいましょう。署名締め切り 15日今度の金曜です!

  「再処理 岩手の環境」と、入力して、署名用紙をダウンロードしてください。

電子署名もあります。