昨日は二人の人からのリクエストがあり、それぞれに対応しました。内容は、担任する学年の教材についての質問です。

 

ダイヤオレンジ上三角1年生の担任になったyukiさん。少し前に連絡を取り合い、小学校1年生の指導のことで話をすることにしていました。昨日の昼からならどうだろうと思い、午前中、何度もLINEで連絡してみました。

けれど既読もつかず、電話も通じません。転勤してばかりで小学校1年生担任なんて、忙しいんだろうなあ。担任2人とも、初めての学校だって。

どうしているのか、心配していたら、お昼頃に連絡が来ました。疲れきって、さっきやっと起きたって。

 

連絡がついたのは良かったけれど、”死んだみたいに爆睡していて、今起きました”と言うのには、どきっとしました。本当に大変な忙しさだったんだろうなあ。

 

yukiさんには、1年生の実戦データ「わくわく1年生学びの場」は送ってありました。

だから、そのデータは、参考にして対応してもらうことにしました。

近々、再度授業のことなど相談します。

 

ダイヤオレンジ下三角2人目のmomoさん。

今年度からの新任教員。初めての担任、仕事。会議ばかりで何をすればいいのかわからず、戸惑うばかり。当然です。

休日も昼前から学校に来ていました。

そこで、パソコンに送ったぼくからのデータを開いてもらい、スマホのLINE電話で説明です。

 

本人は授業についても、指導書・赤本以上のこともわからない状態です。

 

送られて来た赤本の写真です。赤字で書いてあるところを見ても、“何のこと?”です。

また、 「板書は何を、どのように書けばいいんでしょうか?」「指導案は?」とわからないことだらけ。

 

おそらく、目の前の『ふきのとう』という物語をどう授業するかにばかり気持ちが急いていて、自分自身が『ふきのとう』という物語を読んではいないようでした。

 

子どもたちが読む前に、まず、自分がその物語を読むこと(ぼくは「タンテイする」と言っています)が一番必要だと話しました。

「その中から、子どもにタンテイさせたいこと、証拠の”ことば”を見つけ出していくんだよ」「そうすると、指導すること、板書することも浮かび上がって来るはず。」

 

パソコン画面の「『ふきのとう』をタンテイする」を見てもらいながら、LINE電話で、一緒に物語をタンテイしてみました。あたかも、教室で子どもと読むかのように。

 

もちろん、これだけですぐさま授業がうまくいくなんてことはないけれど、教材分析ができていなくての授業では、コンパスや海図を持たずに大海原に漕ぎ出すようなもの。遭難したり、難破したりすることは目に見えています。

 

1時間、教材を読みながら、実際のことば掛けや、発見したしょうことなることば、子どもの発言などを黒板にメモしていけば、いいことをともに考えました。

「教材分析ができていれば、授業の混乱も、またもとにもどせるからね。」

終わって、すこしホッとしたような声になっていた用に思います。

 

     上三角ダイヤオレンジダイヤグリーン下三角

 

さてさて、こんな風に1対1対応では、多くのリクエストに応えることなどできないと思います。困ったなあ。

そんなとき、す~さんから声がかかってきました。

「大学の学生達にも声をかけますから、ZOOM設定を協力しますよ」と。

持つべきものは○○友です。

 

ということで、

土曜日(4月23日)午前10時から12時まで、ZOOM学びを行います。

今回は、

「ことばの学びをどうつくる」~ひらがな遊びの実際(1年生の子どもたちと)、2年生の教材をタンテイする(「ふきのとう」「たんぽぽのちえ」)

として行います。

 

参加希望の方は、連絡ください。

データと参加のためのZOOMのURLを送ります。

〈データは「わくわく1年生学びの場」、「ふきのとうをタンテイする」・「『たんぽぽのちえ』を読むために」〉

 

shimomura-sanni[あっとまーく]jcom-home.ne.jp 

([あっとまーく]は @ に換えて)