昨日の学びをつくる会学習会のことは、岩辺さんと山﨑さんがブログにて紹介しているのでそちらをぜひご覧ください。これを人の褌で相撲をとる、と言います。きたなくてゴメンナサイ。


でも昨日のブログと関わって一つだけ記しておきます。

終わって、佐藤博さんから「今日のはいつもと違う紹介じゃなかったかなあ。あれ読むと、発表に不安持っている人みたいに感じたなあ。なんも心配ない、いい報告だったよ。」と言われました。

この話、前の席で増田さんも黙って聴いていました。


増田さんとぼくの間には、ぼくのメッセージについては暗黙の了解があったと思っています。

増田さんを学びをつくる会に関わってくれるように誘ったのはぼくです。それは、さまざまなことに問題意識を持ちながらも、実践のホームグランドを持たなかったぼくは、増田さんには共通するものを感じていたからです。

ここを自分のホームグランドと決め、ここでこそゆったりと語ってほしいと思ってのメッセージでした。

語りの入り口は「タッチボール」でしたが、教師論、授業論、子ども理解など多くの内容を含むものに広がります。これらをまた語り合う愉しみがあります。

ありがとう。


                音譜              音譜



26日には埼大で学習会。そのときに『こわれたじてんしゃ』(有馬たかし)をあそんでみましょう。

オノマトペだけの詩です。




       こわれたじてんしゃ

          有馬たかし

     (A全)ぎいかあ ぎいかあ ぎいかあ

        ぎいこう ぎいこう ぎいこう


 (ソロ)ぎいちょ ぎいちょ ぎいちょ

     ぎいたあ ぎいたあ ぎいたあ

     ぎっとう ぎっとう ぎっとう

     ぎったあーる ぎったあーる


     (B全)こうぎい こうぎい こうぎい

        かあぎい かあぎい かあぎい


 (ソロ)たあーるぎい たあーるぎい

     とうぎい とうぎい とうぎい

     たあぎい たあぎい たあぎい

     ちょぎい ちょぎい ちょぎい



例えばこんなふうに。

・その1・・・(A)のパートを低音部のようにつづける。

       その上に (ソロ)あるいは数人が、かぶせる。

       (B)も同じ。


・その2・・・全部ほソロで読む。

       はじめのソロは最後まで続ける。

       最後は様々な「音」がいり混じり、騒然となる。

       次第に音が消えていく…


実際には「声」「音」を感じながらつくることになります。

この作り上げるところが面白いのです。