改善より辞めること！
中小企業は低価格競争をしちゃ
ダメなんだけど、そもそも生産性の
悪いビジネスは早くやめた方がいい。
僕は社員一人当たり月80万円の粗利益を
生み出すようにコンサルティングをしている。
粗利益とは売上から原価を
差し引いた利益のこと。
会社の月間粗利益を社員数で割って
80万円以上稼ぎだすようにして欲しい。
社員の数には役員も含め、
パート、アルバイトも0.5人とか
0.3人とかで計算する。
例えばパートさんの労働時間が、
正社員の半分ぐらいなら0.5人
正社員の3割ぐらいなら0.3人として
カウントする。
この一人当たりの粗利益が
月80万円以上なら多くの会社が黒字になる。
逆に70万円を切ると多くの会社が
赤字になる。
70万円を切っていても黒字の会社はあるが、
そのような会社は社員の給与が低い傾向にある。
今日のブログはずっと70万円を切っていて
赤字の会社に伝えたい。
そのような会社は80万円以上にして
黒字化を目指すのではなく、
その事業を辞める事を検討して欲しい。
僕は多くの会社を見てきたけど、
70万円に満たなくて赤字の会社が
改善をして80万円を超えて黒字化になった
会社をほとんど見たことがない。
そもそもその事業が
生産性が低い事業であって、
改善して生産性が良くなるものでもない。
だから辞めて他の生産性が高い事業に
変えた方がいい。
実は僕もいろんな新規事業をやってきたけど、
そもそも生産性の低い事業は
頑張っても生産性は高くならないから、
いくつも撤退した。
そして別の事業を始めて、
それが生産性が良ければ続けた。
そのため今やっている事業は
生産性の高い事業ばかりになって、
年々一人当たりの粗利益は高くなっている。
ぶっちゃけると弊社SMGの一人当たりの
粗利益は月700万円を超えている。
これはビジネスモデルを変化させてきた
結果である。
以前はもっと悪かった。
僕はずっと一人当たりの粗利益にこだわって
ビジネスをしてきたから、
毎年どんどん良くなっている。
ぜひあなたも一人当たりの粗利益に拘って
事業を組み立てて欲しい。
そしてもし生産性が悪い事業をやっているなら、
それは改善するのではなく、
辞めることも検討して欲しい。
そもそも生産性の悪い事業は、
改善できるものではないからね。
脱.税理士スガワラくん
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