有給は買い取ろう！
昨日のブログでは、社員の退職日は
月末にしない方がいいって書いた。
まだ昨日のブログを読んでない人は
こちらから
https://ameblo.jp/sannet/entry-12788957064.html
今日のブログは、退職する社員に
有給が残っていた場合の対処法について。
社員が退職する時に有給が残っていたら
有給を全部使って退職する人って多いよね。
会社側からしたら、その分の給料を
払わないといけないので、
あまり嬉しくないんだけど、
社員の権利だから認めるしかない。
でもこれって有給分の給料以外にも
会社側に負担となるものがある。
それは何かというと、
社会保険料！
社員は有給を使っているから
出社してこないんだけど、
在籍しているから、
その分の社会保険料を納めないといけない。
仮に有給が30日残っていたら、
2ヶ月に渡って在籍することになる。
例えば、退職する社員の最後の
出社日が1月25日として、
そこから30日分の有給休暇を取ったら
退職日は3月のどこかになるだろう。
この場合、仮に有給を取らずに
1月25日に退職すれば、社会保険料は
前月の12月の給与に対するものが
最後になるけど、上記のように
30日分の有給休暇を取れば、
1月分と2月分の給料にも
社会保険料がかかることになる。
2ヶ月分も社会保険料の負担が
増えることになる。
でもこのデメリットを
解消する方法がある。
それは残っている有給休暇を
会社が買い取る！
上記の場合、どうせ30日分の
有給休暇に対する給料を払うのであれば、
30日分の有給休暇を買い取って、
1月25日に退職してもらえばいい。
そしたら2ヶ月分の社会保険料が
かからないから、会社の負担が
減るだけじゃなく、本人の手取りも増える。
社員から有給を買い取ってください！
と言われても、法律上は買い取る義務は
ないけど、会社側から買い取る旨を
本人に伝えて、双方合意すれば
全く問題ない。
もし有給休暇を全部使って退職するという
社員がいるのであれば、ぜひ買い取ることを
お勧めする。
社員は手取りが増えるし、
次の職場に早く着くことができるから
いいと思う。
オススメです！
SMGグループ CEO 菅原由一
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