発達障害に合併しやすい症状② 

 

☆チック、トゥレット障害、吃音

 

チックには

「まばたき・顔しかめ・首振りのような運動性チック症状や、

「咳払い・鼻すすり・叫び声のような音声チックを主症状とするタイプがあります。

トゥレット障害はトゥレット症候群、ドゥラトゥーレット症候群ともいい、音声チックを伴い、

複数の運動チックが一年以上持続するものをいいます。

発症は男性優位であり、家族発症が多いとされています2)

 

吃音とは医学的に定義すると、話し言葉が滑らかに出ない発話障害のひとつで、

①    繰り返し(連発)       例/ 『ぼ、ぼ、ぼくね・・・』

②    引き伸ばし(伸発)      例/ 『ぼーーーくね・・』

③    阻止(ブロック・難発)     例/ 『・・・ぼくね・・』

の3つが中核症状とされます。

 

どちらも環境の変化やストレスによって症状が悪化しやすいという特徴があります。

 

◎基本的対策

ベル原因(悪化要因)を知っておく

ベル『やめなさい』と叱らず、スルー

ベル症状がひどく出ているときに、長い説明を要するような難しい質問などは避ける。

ベル漢方、栄養療法の併用

 

栄養療法としては、ナイアシン、ビタミンB群の摂取が有効です。

場合によってはヘム鉄を追加し、腸内環境を整え、炎症があれば対策します。

漢方療法は個々の特性に応じて選択し、栄養療法と併用していきます。

 

星問題となりやすい点

チックや吃音は、育て方や接し方に問題があるのではないかという偏見が根強く、

親御さんがご自身を責めてしまったり、

責められることを恐れて誰にも相談できない、という悲しい事例が多くみられます。

ストレスが悪化要因であることは否定できませんが、自信をもってお伝えしたいのは、

『決して親御さんの愛情不足が原因ではありません』ということです。

もしも、愛情不足が原因なら、栄養や漢方によって改善される現実に、説明がつかないことになります。

 

症状の出方は、個性のひとつ。

 

誰が悪いのでもなく、体質、性格、環境、すべてのバランスの中で、たまたまチックや吃音として現れたと捉えるのが自然です。

一人でお悩みにならず、是非一度お話にいらしてください。

スタッフ一同、心よりお待ちしております。