米国の専門家らは、市販の風邪薬の中には心血管に悪影響を及ぼすものもあるとして注意喚起しています。

 

 米国心臓協会(AHA)と米国心臓病学会(ACC)が2017年に発表した「成人における高血圧ガイドライン」では、鼻炎薬と非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)は多くの風邪薬に含まれていますが、いずれも血圧を上昇させる可能性のある薬剤としてリストに掲載しています。

 

 鼻炎薬に含まれるプソイドエフェドリンやフェニレフリンといった成分には血管収縮作用があります。また、NSAIDを使用した人は、使用しなかったときと比べて、1週間以内に心筋梗塞を発症する可能性が約3倍になることも報告されています。