味覚障害を訴える患者の多くは、味覚ではなく嗅覚に問題があることが、アメリカの研究グループにより報告され、「International Forum of Allergy and Rhinology」誌に掲載されました。

 

 研究の結果、味覚と嗅覚の両方に異常があった人では、86.8%に嗅覚機能の異常がみられたのに対し、味覚機能の異常が確認されたのは9.5%。一方、味覚異常のみを訴えた人では、44.4%に嗅覚機能の異常がみられ、25.4%に味覚機能の異常が確認されました。

 

 「甘味、苦味、塩味、酸味」の受容体は舌にありますが、食べ物の「風味」を感じるには、味覚よりも嗅覚が大きく関与しているようです。