心血管リスクを有する6,735例(平均年齢67歳)を対象としたメタ解析では、インフルエンザワクチンの接種が心血管イベント発現を36%低下させたと報告され、JAMAに掲載されています。

 

 特に高齢者では、インフルエンザに感染すると、頻脈、低酸素症、急性炎症、血栓形成を来し、急性心筋梗塞のリスクが高まるとされています。

 

 国立感染症研究所の調査によると、日本における昨シーズン(2017年9月〜18年4月)のインフルエンザ感染者は2,230万人を超え、1999年の統計開始以来、最高となりました。日本のインフルエンザワクチン接種率は、小児で59.2%、一般成人で28.6%、高齢者で58.5%とされ、先進諸国と比べて決して高い水準とはいえない状況です。