米感染症研究所のDarrick Carter氏らは、注射針を使用しない腕に貼る絆創膏状のワクチンを開発し、その予備的な臨床試験の結果を「Science Advances」誌に報告しました。
 

 このパッチ型ワクチンの安全性を検証するために100人の健康な成人を対象に実施した臨床試験では、ワクチンの重大な副作用は認められず安全性が確認されたため、今後5年以内に実用化する可能性があります。
 

 インフルエンザの予防接種では、病院を受診するかわりに、パッチ型のインフルエンザワクチンを自宅に郵送してもらい、自分でワクチンを接種できる日が近く実現するかもしれません。