現在、高コレステロール血症に対する治療は、主にHMG-CoA還元酵素阻害剤(スタチン)が用いられていますが、副作用のため継続できない「スタチン不耐」の人がいます。
 

 アステラス・アムジェン・バイオファーマ株式会社は、高コレステロール血症治療剤「レパーサ(R)皮下注(一般名:エボロクマブ(遺伝子組換え))について、高コレステロール血症におけるスタチン不耐性患者(副作用のため使用できない)を対象とした日本での変更承認申請を行ったと発表しました。
 

 レパーサは、家族性高コレステロール血症、高コレステロール血症(ただし、心血管イベントの発現リスクが高く、スタチンで効果不十分な場合に限る)に使用が限られていましたが、今後は、スタチン不耐性患者にも使用できるようになる見通しです。
 
 
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レパーサは、ヒトIgG2モノクローナル抗体であり、ヒトプロタンパク質転換酵素サブチリシン/ケキシン9型(PCSK9)阻害剤。国内では、2016年1月に家族性高コレステロール血症、高コレステロール血症(ただし、心血管イベントの発現リスクが高く、スタチンで効果不十分な場合に限る)を効能・効果として、2016年4月より販売されていますが、同剤は現在、スタチンと併用することが用法・用量に関連する使用上の注意に記載されています。