局所進行直腸癌の標準治療は、術前化学療法後の直腸間膜全切除術(TME)とされていますが、患者は人工肛門の使用を余儀なくされる可能性があり、長期にわたる排尿障害や性機能障害が60%を超える患者に生じると報告されています。
 

 オランダLeiden大学の研究チームは、術前化学療法後に、臨床的完全寛解(cCR)と判断された患者を経過観察(watch and wait)とする戦略の有効性と安全性を検討。対象患者を慎重に選別し、定期的にサーベイランスを行えば多くの患者が手術を回避でき、再発した場合も手術不能例はまれだったと報告。詳細がLancet誌に掲載されました。