米国の大規模試験・SPRINT(Systolic Pressure Inervention Trial)の対象患者を10年間の心血管疾患(CVD)リスクで層別化したところ、厳格降圧の有益性が不利益を上回る層を特定できたとJ Am CollCardiol誌オンライン版に掲載されました。

 

 厳格降圧療法(収縮期血圧の降圧目標が120mmHg未満)には、標準降圧療法(降圧目標が140mmHg未満)と比較して、低血圧、電解質異常、急性腎障害が増加する、などの不利益があります。

 

 今回、10年間のCVDリスクが18.2%未満なら厳格降圧による不利益が有益性を上回り、18.2%以上であれば厳格降圧による有益性が不利益を上回ることが示唆されました。なお、CVDリスクは医療機関において算出可能です。