龍谷大学の中村保幸氏らの研究によれば、30歳以上の日本人女性4686人(平均年齢52.8歳)を15年間追跡した結果、「日本人女性は、卵の摂取量が多いほど、がんによる死亡と、総死亡(あらゆる原因による死亡)のリスクが高い」という結果が示され、European Journal of Clinical Nutrition誌電子版に掲載されました。

 

 卵を1日1個摂取する女性(リスク1倍)と比較すると、1日2個以上食べる人では、がんによる死亡リスクが3.2倍、総死亡リスクは2.05倍でありました。逆に、1週間に1~2個しか食べない女性のがん死亡リスクは0.68倍(32%減)でありました。

 

 なお、卵の摂取と血清コレステロール値の間には、関係は見られませんでした。また、卵の摂取と循環器疾患による死亡の間にも関係は見られませんでした。