腹部CTを施行すると、0.3-0.8%に「たまたま発見される副腎腫瘍」を認めます。

 

 日本の全国調査では、副腎偶発腫瘍3678例の分布は、非機能性副腎腺腫(50.8%)、コルチゾール産生腫瘍(10.5%)、褐色細胞腫(8.5%)、アルドステロン産生腺腫(5.1%)、副腎癌(1.4%)となっています。半数を占める非機能性副腎腺腫についてですが、通常、4 cm未満であれば半年から1年の間隔で経過観察を行っていき、増大傾向を認める場合は悪性を考慮して、摘出術を検討します。