急激な温度変化で血圧や脈拍が大きく変動し、脳出血や心筋梗塞こうそくなどを引き起こし、命の危険につながる 「ヒートショック」。 厚生労働省によると、2016年に家庭の浴槽で溺死した人は過去10年で最多の5138人。うち65歳以上が4756人と全体の90%以上を占めており、その多くがヒートショックの可能性が高いとみられています。

 

 ヒートショックは風呂や脱衣所で起こることが多く、暖房のある部屋から寒い脱衣所に移動して服を脱ぎ、続けて熱い風呂に入ると、血圧が乱高下し、心臓に負担をかけます。

 

 ヒートショックを防ぐには〈1〉脱衣所を暖房で暖める〈2〉入浴前に湯船の蓋を開けておく。〈3〉風呂の温度を41度以下にする、など。寒暖差がすぐ確認できるよう浴室や脱衣所などに温度計を置くことや、入浴時に家族に一声かけておくことも忘れずに。