高齢者にとって、体重の増えすぎは体力低下や身体障害をもたらす原因となり得ます。しかし、食事療法のみで減量を試みると、歩行や自立した生活を維持するために必要な筋肉まで失われてしまう恐れがあります。

 

 そこで、Kristen Beavers氏らは高齢者に最適な減量方法を調べるために、平均年齢67歳の高齢者249人を(1)食事療法のみの群、(2)食事療法+週4日の筋力トレーニング(ウエイトリフティング)群、(3)食事療法+週4日の有酸素運動(早足でのウォーキング)群の3つの減量プログラム群にランダムに割り付け、その効果を比較しました。

 

 その結果、高齢者が食事療法に合わせて筋力トレーニングをすると、有酸素運動をした場合に比べて、脂肪量を減らしつつ筋肉量を維持できるという研究結果が「Obesity」11月号に掲載されました。