亜鉛は体に欠かせないミネラルで、細胞代謝を促進するために必要不可欠な栄養素。亜鉛が不足すると味覚障害や食欲不振、皮膚炎、口内炎、脱毛、傷が治りにくいなど様々な影響が出ます。

 

 亜鉛は、男女ともに加齢に応じて低下し、不足すると疲れがちで精神的に不安定になり、脱毛や皮膚障害により見た目も老けた印象が強くなります。高齢者では、筋力が低下し、うつ傾向になり、放置すると要介護につながる恐れがあります。やる気が起きない、記憶力低下、性機能障害など中高年男性の更年期障害にも亜鉛不足が関係しています。

 

 亜鉛の1日の必要量は、成人男性で10mg、成人女性で8mg。亜鉛が多く含まれる代表的な食品は 牡蠣(かき)、豚レバー、牛肩肉、木綿豆腐などですが、バランスよく食べて推奨量を確保する必要があります。亜鉛を補充できるサプリメントも市販されていますが、どの程度の量を取るかは自己判断になるうえ、摂取しすぎる危険もあります。 亜鉛不足で様々な体調不良をきたす「低亜鉛血症」には、「ノベルジン」という亜鉛製剤を用いた内服療法が有効ですので、一度ご相談ください。