産業医科大学教授の大和浩氏が、第58回日本肺癌学会(2007年10月)において、加熱式たばこの危険性について報告しました。

 

 加熱式たばこは、「煙が出ない」「室内の空気を汚さない」「有害性が低い」ことを謳い文句にしています。しかし、同氏の研究によれば、加熱式たばこは、ニコチンをはじめ、紙巻きたばこに含まれている発がん性物質(たばこ特異的ニトロサミン、多環芳香族炭化水素類、ホルムアルデヒドなど)を含んでおり、室内の照明では見えにくいが、レーザー光線を照射すると、口からエアロゾル(ミスト)が呼出され、2~3mの距離までエアロゾルが飛散し、受動喫煙に相当する二次曝露が発生することが確認されました。すなわち、禁煙の場所では加熱式たばこも禁止すべき、と述べています。