米・コホート研究の14万人を追跡から

 米国がん協会のAlpa V. Patel氏らは、高齢者を対象とした大規模研究で運動と死亡の関係を検討。その結果、わずかなウオーキングでも死亡リスクを低下させることをAm J Prev Medのオンライン版で報告しました。

 

 男性6万2,178人(平均年齢70.7歳)、女性7万7,077人(同68.9歳)を解析した結果、週に2~6時間のウオーキングのみを実施していた場合の全死亡のハザード比は0.80(同0.78~0.83)、中等度の運動(8.75~17.5METs・時/週スコア)を行っていた場合のハザード比は0.77(95%CI 0.74~0.80)で、ウオーキングとほぼ同様でありました。すなわち、わずかなウオーキングは全死亡のリスク低下に関連していました。

 

 死因別に検証すると、2~6時間/週のウオーキングでは、虚血性心疾患死亡20%、がん死亡10%のリスク低下が認められました。さらに、6時間超/週のウオーキングでは、呼吸器疾患死亡35%のリスク低下が認められました。