「頭をすっきりさせたり、集中力を高めたりする」精油の代表に、脳の活性化や神経系の強壮作用を持つペパーミント、バジルやローズマリーがあります。

 

 ローズマリーは、学名Rosmarinus officinalis、シソ科で、葉から水蒸気蒸留法で精油を抽出します。ローズマリーの名はラテン語で「海のしずく(rosmarinus)」に由来しているとされ、その名の通り、水辺を好んで生育します。

 

 精油の生産地はフランス、チュニジア、スペインなど。ローズマリーは、「若さを取り戻すハーブ」「記憶力がアップするハーブ」といわれ、ヨーロッパでは、ハンガリーウォーター(ハンガリー王妃の若返りの水といわれています)が、ローズマリーを主としてブレンドされていることも有名な話です。

 

 日本では、2005年に発表された論文「アルツハイマー病患者に対するアロマセラピーの有用性」(Dementia Japan 2005;19:77-85.)により、その中で使用されていたローズマリーとレモン精油のブレンドが大注目されました。

 

 気軽にできる方法としてお薦めなのが、ティッシュペーパーを使った芳香浴です。ティッシュペーパーにローズマリー3滴、好きな柑橘系精油2滴を滴下し、深呼吸をしてからお仕事に臨んでみてください。集中力アップに効果的です。

 

 ただし、妊娠中、てんかん、高血圧の人の使用には避けてください。