1.
日本は核抑止力を持ち自主防衛するしか独立は保ちえない。
中露は巡航ミサイルを所有し、北鮮もイラン・パキスタン等から導入するでしょう。
巡航核ミサイルは小型の漁船や貨物船からでも発射出来、自由に航路を変えながら低空を飛行する為、MDシステム(ミサイルディフェンス)では捕捉不可能です。
アメリカの核の傘の中での平和等は夢想でしかありません。
核保有国同士は自国民何100万人、何1000万人を死に至らしめる核を使用する事は出来ません。
アメリカも中・露・北鮮の核攻撃から日本を護る為に自国民を犠牲にする筈がありません。
NPT(核拡散防止条約)は非核保有国の核武装を禁止するとともに、その6条で、核保有国の「核の廃絶」を約束していました。
しかし、核保有国はこんな約束は最初から護る気は全く無く、日独に自主防衛を許さないための条約でした。
1998年インドが核実験をした時、世界中が怒り制裁を加えましたが、核を持ってしまうと2001年には制裁は解除されました。
世界がアメリカ一極覇権から多極均衡世界に移行する中で、インドやパキスタンはインド文明・イスラム文明の歴史の命脈の継承が確保されました。
我々は先人が命を懸けて築き育んでくれた日本文明・この国の形を何としても護らねばなりません。