米子市中心市街地にそびえる標高90.1メートルの湊山頂上に位置する米子城は、1591(天正一九)年に豊臣方の武将・吉川広家が築城。関ヶ原の戦いの後、広家は岩国へ転封。替わって駿府より移封した中村一忠が1601(慶長六)年に増築。本丸に建築年代の異なる新旧二基の天守を持つ山陰随一の城と称された。しかしながら、明治維新の後、城内の建物は売却された後に取り壊された。

 

 

現在は石垣が残るのみだが、吉川時代から中村時代を経て、幕末と近代の積み直し、四時代それぞれの姿を確認することができる。

 

 

2006(平成一八)年に、本丸と二の丸などが国史跡に指定された。

 

本丸からの眺望は無二で、大山・中海・日本海・弓浜半島・島根半島などが見晴らせる。

 

 

2016(平成二八)年から始まった米子城跡石垣のライトアップは、年1回秋頃に実施されてきたが、今年は「夏の陣」「秋の陣」と称して年2回実施される。夏のライトアップは7月27日(金)から8月19日(日)まで、秋のライトアップは11月1日(木)から18日(日)までの予定で、時刻はいずれも日没から22時まで。また石垣のライトアップも従来の二段分から三段分に照射範囲を拡大。さらに期間中は、週末を中心に三の丸跡の湊山球場を開放し、場内から城跡を見ることが可能にする。

 

 

間近に迫った夏のライトアップに備えてと、近年多くの観光客が訪れていることから、景観向上を目的に今月21日(土)、有志やボランティアなど70名超が集まり、草刈りやゴミ拾いなどが実施された。

 

 

【上:ビフォア | 下:アフター】

 

【上:ビフォア | 下:アフター】

 

草刈りやゴミ拾いは先月23日(土)にも実施されおり、今後、9月8日(土)と10月20日(土)にも実施予定。