どーも。
NHKのマスコットキャラ『どーもくん』です。
毎年4月の第2土・日曜日は、南部町さくらまつりに合わせて法勝寺一式飾りが開かれ多くの人が見物に訪れます。
一式飾りとは素材や用途が同一の物を使用して制作した飾り物のことをいい、縁起物、有名な物語の主人公や名場面、干支などに加え、近年では時事物や社会現象を表現したものが目を惹きます。作品の大きさは「等身大」が基本とされていますが、現在は製作者に任されています。
南部町法勝寺地区に伝わる「一式飾り」の歴史は古く、江戸末期から明治初期頃だとされます。左義長(とんどさん)の行事で、悪病除け祈願のために、その年の福徳を司る神「歳徳神(としとくじん)」へのごちそうの意味と豊作を願って始められたと伝わっています。
NHK大河ドラマ『真田丸』より塗物一式で制作された「真田の赤備え」。
兜の鹿角は塗り箸、前立ての六文銭は椀で表現されています。
時事ネタより竹製品一式で制作された「ラグビーの五郎丸選手」。
映画『スターウオーズ』より竹製品一式で制作された「ダースベイダー」。
マンガ『ドラゴンボール』より陶器一色で制作された「孫悟空。
映画『ゴジラ』より陶器一色で制作された「ゴジラ」。
個人的な今年の一等賞は、奇想天外な発想に思わず唸ったコレ。
下駄一式で制作された「軍艦島」。
では、また来年。