こうも毎日暑い日が続くと、水が恋しくなります。
昨日午前中のゲリラ豪雨にはまいりましたがね(笑)
青い日本海もよいですが、如何せん人が多い!!ビーチに日影がない!!砂浜が熱い!!
そんな時はプール!!ではなく、泉だよ。泉!!
鳥取県西部の霊峰大山山麓には、某ミネラルウォーターの採取地に選ばれているように、良質な湧水がドバドバと溢れ出ている泉が数多く存在しています。それらほとんどは、深山幽谷にではなく、古くから人が住んできた集落の中にひっそりと佇んでいます。
日中の気温が35℃を超える猛暑日には、帽子、手ぬぐい、バスタオル、空のペットボトルを持って清水湧き出る泉を訪ねてみましょう。
環境省指定「名水百選」
天 の 真 名 井
この泉は、米子市淀江高井谷泉川にあり、「天の真名井」と呼んでいます。「天の真名井」とは、「古事記」「日本書紀」において、高天原の「神聖な井戸」を意味し、神聖な水につけられる最高位の敬称です。高井谷の氏神である下津守神社の古棟札にも、「天乃真名井乃清久潔畿与(あめのまないのきよくいさぎよき) 元水於降玉布(もとつみずをくだしたまふ)」と古くから記されております。
その湧水量は、一日二千五百トンに及び、夏は冷たく、冬は温かく、実に味わい深い天然水です。
この「天の真名井」泉川下流の宇田川平野には、弥生時代の角田遺跡があり、すでに二千年もの昔から、人々の生活と耕作の水源として大切にされてきたことを物語っております。昭和十九年に完成した「昭和用水」の水源もkの清水です。文字どおり、郷土の文化と産業を興し、歴史を築いてきた清水であり、地元「高井谷集落」では、四季折々に「底ざらえ」をして、水神を祀り、今も古代そのままの神聖な域として。その姿を保っています。
米子市
以上、看板説明より転載
澄み渡った清らかな流れる水温は14℃、手を浸すと猛暑日の炎天下を歩いてきた身には、冷たくて気持ちいい♪
1990(平成二年)年には周辺の整備が進み、清水は上水道の水源として、また灌漑用水やニジマスの養殖などに有効活用されています。
水車小屋
古くから集落のみなさんの生活に密着した道具として利用されてきました。現在でも、精米製粉作業はこの水車で行われております。唱歌「五一じいさん」にふさわしい場所として鳥取県の童謡唱歌百景に選定されております。
以上、看板説明より転載
秋葉三尺坊大権現
樫の木下の祠に鎮座する秋葉大権現は、集落を火災から守る神として信仰されています。毎年四月には祭礼が行われます。
サイノカミ
高井谷には、元治元年(一八六四)作の神像と、小型の持ち回り用の神像があります。小型のものは良縁を願って、今期の近づいた跡取りのいる家に持っていき、めでたく婚礼が終わると次の家に持ち運んでいくという風習があります。
米子市教育委員会
以上、説明看板より転載
サイノカミさん
秋葉三尺坊大権現様
それを耳にするだけでも体感温度が2℃ほど下がる!!ような気がします(笑)
でも実際に行ってみれば感じると思いますが、本当にヒンヤリと涼しくなるのですよ。
周辺は日本の原風景を感じる静かな集落です。
大声で騒いだりするとご近所の迷惑になりますのでお慎み遊ばします様お願いいたします。