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鏡に映りしその姿、あなたはだぁれ?
わしぢゃ!!
青女房です。
茫茫の髪をふり乱し、鉄漿(かね)を付けた女官の姿をしており、荒れ果てた古御所などで、人が来るのを待っているといわれています。これを訪ねた男は食い殺され、その骨は床下に放り込まれてしまうのだとか・・・。
まだ実らない田を「青田」というように、元々は「未熟な女房」を指して「青女房」といっていたようです。つまるところ「青二才」と同じような意味であると考えられます。
20年近く前、大阪で暮らしていた時、泉の広場や兎我野町あたりで、白い顔に青や黒の化粧をした女性を何度か見かけたことがあります。それも決まって夜。よくよく思い出してみると、この「青女房」のような顔をしていたような気がします。
この泉の広場には、赤いコートを着た白塗りの顔、カモメ型に描いたまゆ毛の女が、出るという都市伝説がありました。
でもそれって、バ○殿の女版だよね(笑)
服装までは覚えていないけど、その女だったかもしれない・・・
ある人にその話をしたら、「あ~!あのおばちゃん有名な立○ん○やで」と教えてくださいました。
◆参考資料
『日本妖怪大全』 水木しげる 著 講談社 発行
『日本妖怪大事典』 水木しげる 画 村上健司 編著 角川書店 発行
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