新医学アラカルト-29.国際雑穀年- | 血液の鉄人の医学と切手のサイト

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2023年は国連食糧農業機関(FAO)が制定する「国際雑穀年(International Year of Millets)」です。

目的は、雑穀の栄養面、健康面、環境面での利点を世界に広く認識してもらい、持続可能な生産と消費を促進することです。

雑穀は、主に米や小麦以外の穀物を指し大麦、小麦以外の小麦、キヌア、アマランサス、ライ麦、オーツ麦、そば、とうもろこし、黒米、赤米、もち米などが雑穀に含まれます。
雑穀の栄養面や健康面での利点、そして変化する悪条件の気候下でも栽培に適するという点について認識を高め、政策の関心を向ける機会となります。 

 

また、国際雑穀年は雑穀の持続可能な生産を促し、生産者と消費者に新たな持続可能な市場機会を提供する可能性を強調するものでもあります。

雑穀には、食物繊維やマグネシウム・カルシウム・鉄・カリウムなどのミネラル、ビタミンB1やビタミンB6などのビタミンなどの栄養素が含まれていることから、日本国内で利用が増加しています。


切手は2023年ベラルーシ発行の「国際雑穀年切手」で、雑穀とスズメが描かれています。

 

 



 

切手は2023年スリランカ発行の「国際雑穀年切手」で、国際雑穀年のロゴと雑穀が描かれています。