『短篇集 半分コ』出久根達郎著


平成26年度芸術選奨文部科学大臣賞が発表されました。文学部門は出久根達郎クラッカー

授賞対象は上記の本『短篇集半分コ』の成果とありました。

その贈賞理由は、もちろん先生の長年の業績と、円熟した作品を短篇という形で著す技量の高さが評価されてのことですが、「確かな造本」と本の体裁にもふれてあったので嬉しかった。本の目利きとしても一流の目を持っておられる著者にふさわしい本になったのだとしたら、少しはお役に立てたのかな、と思います。先生ありがとうございます。

「誠実に誠実に仕事をし続けなさい。だれかが必ず見ていてくれるよ」と励まして下さったことの見本を示して下さいました。

公の賞に関わることはたぶん初めて。ずっと応援して下さっている愛読者の皆さまのおかげで嬉しい思いができました。ありがとうございます。これからもよろしくお願い申し上げます。

そして、この一冊に関わる縁の下の力持ち、制作に関わる業者の皆さんに、この場を借りて心から感謝を申し上げたく思います。日本の紙、製本技術、印刷技術は素晴らしいものです。これからも、このわがままな版元をどうぞよろしく!



たぶん2年くらい? ホームページやブログに向き合っていなかったので進化についてゆけず(-_-;)。
Twitterとフェイスブックの連携がこれでうまくゆくのでしょうか…。試しで投稿、ご容赦下さいませ!

「著者に会いたい」で佐賀の草市潤氏登場。
ご自宅の書棚をバックに写った写真の堂々たること! 記事には小社のこともチラリと書き留めてくださり嬉しい限りです。
小型本は手間がかかることもあり、あまり在庫を持ちません。主な書店さんにもあまりないかもしれません。ご要望が多数あれば重版を検討しますので、ぜひ。






短篇集半分コ 9月より朝日新聞、日経、そして9/21読売新聞の書評欄に紹介していただきました小型愛蔵本シリーズの新刊 

出久根達郎著『短篇集半分コ』

昨日は有難いことに朝から晩まで注文のお電話をいただき
ました。


このような一日、次はいつ経験できるかわからないのであわてつつも嬉しさいっぱいの時間であります。


新聞をご覧になって書店に注文する。労力がいります。

読みたいと思ってくださることに感謝、紹介してくださった書評委員の皆さまに感謝、出久根先生に感謝の気持ちでいっぱいです。



九代目松本幸四郎 こちらは最新刊、中村義裕著『九代目松本幸四郎』


46判函入り上製本。

役者論です。


第一線で活躍中の役者を論じる類書なき本。


十文字美信先生の美しい写真5点


ドナルド・キーン先生の素晴らしい帯文


九代目の軌跡を客観的にとらえ、後世に伝えたい一念で制作させていただきました。装丁を古風にシンプルにしてみましたが、いかがでしょう。


ホームページを更新する時間がなかなかとれなくて、1年半も放りっぱなし…(汗)

『三月書房』名義でFacebookにはアップしていますので、よろしかったらのぞいてみてください。






小型本の風景-随筆東西南北 松浦弥太郎氏の連載「暮らし向き」にて【小型愛蔵本の美しさ】と題し小社の紹介をして下さいました。


折にふれ、小型本へのエールを送って下さる松浦さん。本当に感謝しております。


最新刊『随筆東西南北』の書影もなんとカラーで、しかも松浦さんが撮って下さった写真のようです。



「当たり前のことを当たり前に」淡々と仕事をすることの難しい今日、改めて心引き締めて毎日を過ごそうと思いました。