産婦人科残酷物語 V

産婦人科残酷物語 V

遠慮せず書きます
産婦人科医をあと何年続けるのかわかりません
1年なのか3年なのか10年なのか
続ける限りは分娩時の母体と胎児を全員助けるつもりで臨みます


ツイッターアカウントは @bermuda2010



JBA2008
(ジャパンブログアワード)受賞! (趣味生活部門)




日本産婦人科学会公認!ブログ!




(注)


国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト、レッドデータブックに、最近新たに日本の産婦人科医(特にオス)が絶滅危惧種として追加されますた。


※絶滅危惧種とは、乱獲、密猟、環境破壊、生態系の破壊、異常気象など様々な理由によって絶滅のおそれが高い野生生物の種(しゅ)のことです。



↓↓↓↓↓↓
毒舌ドクターBermudaの三角形な気持ち


bermuda-sanfujinka@hotmail.co.jp


引き続き楽しいメールもお待ちしております。








テーマ:

先日のルーベンスに続き
フェルメール展へいってきますた。


上野の森美術館は
思ったよりも空いていて助かりました。


こどもは
「いかない」とか
相変わらずの塩対応でしたけれども
それも最初のうちだけで
音声解説機器をかりてやったら
熱心に絵を鑑賞していました。


たぶん機器が物珍しくて面白かったのでしょう。

フェルメールで思い出すのは
「手紙を書く女」


高校の時に
美術室に
この絵の模写がありますた。

今では朧な記憶は頭の中で二つに
割れております。

一つは
同年代の熊高、卒業生はご存知のように
わたくしよりもすこし先輩のあの美術部の学生の
模写という記憶です。

その方は現役だかなんだかで
芸大に行かれたとききます。


もう一つの可能性は
当時の美術の教師が模写したもの。

芸大出身で長い教員生活で
学生の成績に10段階評価で10をつけたのは
一人だけだったという先生でした。

わたくしは7だったと思います。


どっちがどっちだったんでしょう。


とにかく、
わたくしは美術はそれなりに好きだったのですが
フェルメールという画家を高校ではじめて知りました。

「手紙を書く女」の模写、
当時は
ペンの角度が少し違うなぁとか思ってましたが
今考えると素人のわたくしには
その程度しか違いがわからないくらいの
模写をしてたのでしょう。


今日改めて
本物を鑑賞しました。


…。


よくわかりませんでした。

女の人はこっち向いて
手紙なんてそっちのけ。
書いてませんでした。
ていうか髪型が変でした。

「変な髪飾りの女」


この程度の感想で
すみません。


こどもが飽きちゃったみたいなので
パンダ見て
パスタ食って帰ります。



テーマ:
疲労が蓄積してしまったこんな時は
そう
ラーメンだ。


ラーメンを食べにいった。


下水の臭いが
漂う
路地を抜けて
壊れかけた建物、
そこがわたくしの発見した
穴場のラーメン屋。


入り口にはテレビヒーローの
写真が張り付いたまま。

イナズマンもアカレンジャーも
同じ薄いブルーになっている。

案内されたのは
触れば
ぬらりと
脂の付着する
テーブルだった。


ラーメンを注文する。


想定外に愛想のいい
男の子がわたくしの注文を繰り返した。


乾燥して
喉が渇いていたのでコップの水を一気に飲み干す。


隣のテーブルのおじさんは
さっきから頭を下に向けて動かない。


脈、とったほうがいいかしら。


おじさんはラーメンが運ばれてくると
ものすごい勢いですすり始めた。

少し後にきた餃子には目もくれない。


目もくれないのであれば、
なぜ
餃子を!?


おじさんとはいったけれど
わたくしもおじさんなんだろうな。

ラーメンを食べるおじさん二人。


などと考えていたら
わたくしの
ラーメンがやってきた。


スープの上全体に
脂が一層カバーしてあり更にバターが
プンプンいい匂いをさせている。

焼豚が分厚い。

バターを打ち消すように溢れるほどの
すりおろしニンニクを
入れて
おまじないをかけながらかき混ぜ
一口
その
スープを口に入れた。


アチっ!


溶岩でも入っているのかと
思うくらいで
最初から
唇がイッテしまった。


舌はしょっぱい。

かなりしょっぱい。


そして
グルタミン酸の
味。


うめぇ。


横目で隣のおじさんを
追いかけるように
ラーメンを食べる。


汁がテーブルに飛ぶ。

これがこのヌルヌルの原因か。


暑い。
セーターを脱ぐ。

鼻もすする。

ひゃっさうううう!(あってる?)


一杯のラーメンで
昇天。


次の日
クリニックのお昼もラーメンでした。







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本日は逓信病院の宮澤先生の下でICLSに参加してきました。

とても勉強になりましたので
朝四時に起きて始発で都会までやってきた甲斐がありました。

しかしながら
こういうシミュレーショントレーニングにどっぷり浸かるようになって一年以上経ちますが
実際の
臨床に生きているのかどうかわかりません。

ICLSやACLSを使うような場面に出くわしてないだけなので幸運とも言えますが
いざその場面に遭遇したらどうなることでしょう。


シミュレーションができるようになればいいというものでもないですし
やはり日常の臨床から大切に学ばなければならないのでしょう。

あらためてそういう決意をできたことが
一番の収穫です。


むかし、
どうしてこういう気分にならなかったのか。

わたくし自身も不思議ですし、
殿に話したら
「お前は本当になんでも晩成型だな」といわれました。


できれば“大器”もつけていただきたかった。

いや冗談。そうでないのは自覚しています。


また明日から忙しいよ。




なんか可愛いバッジももろた。




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イケイケでやったるぜと思った数時間後に
俺は医者になれるんだろうかとか
ちょっと禅問答みたいなことを考える。

開業医とか
馬鹿にしていたわけではないけれど
嫌だなと思っていた。

身近で開業医を見ていたからだ。

自分には向かない。

それが
いまは
開業医に勤務して
その仕事から
大学病院や市民病院やパートで働いて
いたときとは別の
なにかを勉強している。


つくづくわからないものだと思う。
自分が一番嫌だと思っていたものに
近づきつつあり
一生懸命になって生きる道を探している。


昔は医者になれなくてもよかった。

いまは医者になれるように
頑張る。

色々なものになりたかったけれど
結局自分にしかなれなかったし
その自分はいまだに答えのない何者でもないんだな。












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患者さん説明用
無痛分娩の実際の様子


https://youtu.be/ZsZDldLZRx4


羊水穿刺やって
分娩4つ
その中には結構危ないのもあって
カテ入れもしたし
円錐もしたし
ラパロもやって
我ながらよく働いた。


うちのスタッフもよく働いた。

もう少しレベルアップできるはず。

患者さんの経過が良いので
充実感がある。

明日も充実感をもって働きたい。






テーマ:
ルーベンス展へ行ってきた。

行く前からこどもはやる気ゼロ。

チケットを買うのに並んで
入ってからも、えらい混んでいたので
お父さんも途中でやる気がゼロになった。


会場では混雑のため最初一歩も動かず、
心配になるほどだった。


「帰ろう。よし、もう帰ろう」という
子供の声に
うっかり「うん帰ろう」と答えそうになる。


しかし徐々に人の流れは速くなり
途中からは
絵を批評する余裕も出てきた。

「どうしてあの人はお腹出してるの?」
子供の鋭い質問に
「もってる洋服を全部、洗濯しちゃったからじゃないだろうか」
と自分の推理を披露するわたくし。



高度なやりとりに
「パパ!」と
嫁の疑義が強めに入る。


西洋美術史では
まだまだわたくしの説は異端のようである。


「こどもだから難しいとは思うが、
これは君がこの前みてたフランダースの犬で
ネロが見に行った絵の人だ」



「どれ?どの絵?」
やっと食いついてくるこども。


「このおっきい絵じゃないの?うろ覚えだけど。もし違ったら向こう側のやつかも」
断定的には教えず、こどもの創造性を育むわたくし。


「ああとうとう見たんだ」 
「ああマリアさま、僕はもう思い残すことはありません」
ネロの台詞を暗唱するわたくし。
なんならこどもにパトラッシュ役をさせてその場に倒れて
「もう疲れたよパトラッシュ」とか
言い出しかねない勢いであったが
幸か不幸か混雑のため
そこまでは実行できず。


嫁がすかさず
「『キリスト降架』の絵はきてないみたいよ。あなたたちがみてるのは全然違う絵」


「マリアさま、いまのはナシです」


疲れたのは本当。



フェルメールやムンクはもっと混んでいたので
次回以降も心して参加したい。

(こどもはいかないといっている)



テーマ:
祖父と父親と東京へ行くのが好きだった。

親父の運転で高速にのって
新宿で食事をして帰ってくる。

わたくしが覚えているのはそれだけだ。

どんな用事で東京まででかけていたのか
知らない。

食事だけということもなかったのだろうけど
覚えていない。

なんとなく楽しかった。

祖父と親父が肉とかハンバーグとか食べて
子供のわたくしは
パスタ、いや、当時はスパゲティという言い方しか知らなかったが、を食べる。

わたくしのスパゲティミートソースをみて大食いの親父は「それもうまそうだな」
追加でスパゲティをもう一皿注文して食べる。

たぶん祖父も親父も楽しかったのだと思う。

その証拠に
毎年、一年に一度は
三人で
出かけていた。


昨日、
親父とわたくしと息子は東京へ
出かけた。

車で行くつもりだったけれど
親父の提案で電車になった。

「車なんて危ないから!」って……
自分は散々運転していたのに。


新宿ではなく
東京に着いてから
最初、親父は食事なんていいと言っていたけれど
息子がどうしてもということにして
少し遅い昼食にした。



息子はスパゲティを
我々はハンバーグを食べた。


口の周りをオレンジにしながら
スパゲティを食べる息子を見て
親父は嬉しそうだった。


大人と同じ量を食べる息子と
もう追加でスパゲティを注文することもなくなった親父と
相変わらず少食のわたくしは
その時間をおおいに楽しんだ。


親父は先に帰っていった。


息子は
おじいちゃんだけ先に帰るのを残念がった。

わたくしが
また一緒にご飯を食べようと
提案すると
誰も反対する者はいなかった。




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数年に一度肩こりを経験する。

最初は研修医のとき。

この時は重症感があって
毎週
マッサージに行ってもまったく改善しなかった。


大学から市中病院へ
移ったら
いつの間にか
肩こりは消えた。


そのあと
留学から帰ってきた年も
肩こりがひどかった。

留学の方がよっぽどストレスが
強いと思っていたけれど
肩こりは日本での方がひどかった。

数回マッサージに通ったら
治ったので
しばらくマッサージの会員証を持っていたけれど
使わないうちにボロボロになったので
捨てた。


そしたら
ここ数日
肩こりに悩んでいる。


週末も仕事関連で遠出をしているからかもしれない。

先週は関西。
今週は東京。
来週も東京。

2月もさらに忙しい。

うまく疲れを取りながら
対応したい。

会員証を
もう一度作りたい。




テーマ:




Perinatal Critical Care Course 

(PC3:ピーシーキューブ)


という

母体救命の講習にむかう新幹線に乗った。


三次施設の医師でもないのに

こんなの受講しても仕方がないかなと

迷っていたけれど

受講してみたら

一次施設の医師にとっても

大変役に立つ内容だった。



JCIMELSやALSOとも少しずつ異なる。


それぞれに難しさが

あるのだけれど

PC3もまたやり甲斐のある

勉強会だ。



こういう勉強会に参加すると

全国の勉強熱心なドクターと知り合いになれる。


しりあいになると

挫けそうになっても

頑張れる時がある。


頑張れたらまた勉強会に参加できる。




しかし

新幹線に乗れてよかった。


乗り遅れてたら

途中で

乗り換えができなくなり

到着は明日の朝五時になるところだった。


五時まで新大阪でふらふらしてるのは

わたくしには

無理だ。


新幹線のカッチカチの

アイス食べよ。





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