音楽を聞くのはもっぱら車の中です | 産婦人科専門医・周産期専門医からのメッセージ

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 第一線で働く産婦人科専門医・周産期専門医(母体・胎児)からのメッセージというモチーフのもと、専門家の視点で、妊娠・出産・不妊症に関する話題や情報を提供しています。女性の健康管理・病気に関する話題も併せて提供していきます。

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 私は仕事や勉強の際に音楽を聞きながら・テレビを見ながらという、いわゆる“ながら”芸風は昔から苦手でした。今ひとつ集中力が散漫になり、能率が悪くなりますよね。ですから、パソコンを使って仕事をするときも、本を読むときも、勉強をするときも、静かな部屋で机に向かって集中して行います。これが一番落ち着きますし、能率もいいはずです。

 かといって自宅で音楽をゆっくりと聞くだけの時間を設けることも難しいです。家ではテレビを見たり本を読んだりしてゆっくりしたいですし、必要なときにはパソコンで仕事もしなければなりません。ゆっくりと音楽だけを楽しむ時間はほんのわずかしかとれません。家でしかできないことに時間を使いたいですから。

 と言うわけで、ここ何年もの間は、音楽を一番よく聞くのは車に乗っている時間です。運転しているときも乗せてもらっているときも、どちらも常に音楽をかけています。車で温泉旅行に出かけたり妻の実家へ帰ったりと、車での長距離の移動は結構多いので、車の中で音楽を聞いた時間は相当なものになります。

 昔は車で音楽を聞くにはカセットテープに録音して持ち出さなければなりませんでした。カセットテープは音が劣化するし、聴きたい曲の頭出しが大変でした。カセットテープの交換も面倒でした。車の中で置いておく場所もいりますしね。その後、MDが登場し、音は劣化しにくくなりました。聴きたい曲の頭出しも楽になりました。車の中での保存も小型化したことで楽になりました。それでもMDに録音して持ち出すのが、まず大変でした。さらに車でもCDが聞けるようになり、カセットテープやMDに録音しなくても良くなった分だけでも便利になりました。そしてCDオートチェンジャーが搭載されてからは、5~6枚のCDを入れておくことで、長時間のドライブでもCD交換が不要で本当にますます便利でした。

 でも最近はもっともっと便利になりましたね。iPodを車につないで音楽を聞けば、パソコン並みに大量の音楽を持ち運ぶことができます。CDやカセットテープ・MDの交換とは無縁です。頭出し操作も入らないし、歌詞や映像を見ることだって出来てしまいます。私もここ数年はiPodを持ち込んで車で音楽を聞く習慣が定着しています。

 今は最新型のiPod touch 64GBを愛用しています。下の写真のものです。
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 このiPod touch、音楽だけでなくDVDの映像も入れることが出来るんです。ダウンロードしたYOU TUBEの動画もみれます。本当に便利です。携帯型のパソコンみたいなものです。

 仕事柄出張も多いのですが、iPod touchを愛用するようになってからは、新幹線や飛行機での移動の際にもiPod touchで音楽を聞いたりゲームをしたりして、移動時間をくつろいでいます。以前は移動時間はもっぱら読書でした。