2015 明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第3節vs浦和レッズ | サンフレッチェ会
2015-07-20 00:26:23

2015 明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第3節vs浦和レッズ

テーマ:サンフレッチェ
7月19日(日)
19:00キックオフ
埼玉スタジアム2002
広島2-1浦和
広島得点:浅野、青山

広島スタメン
GK:林
DF:佐々木、千葉、水本
MF:青山、カズ、ミキッチ、柏、柴崎、ドグ
FW:寿人

今季ここまで19試合で無敗をキープし年間1位をひた走る浦和。 
2012年の開幕戦で勝利して以来、ナビスコカップでの対戦を含めれば3分9敗。
ただでさえ勝てていなかったのに、この日対戦する浦和は過去の浦和よりも強い。
ただ、広島も8戦負けなし、2試合で10得点という良いチーム状態でこの試合を迎える事が出来た。
その好調・広島を牽引するのが柴崎晃誠。
しかし前半12分、左サイドでボールを持った柴崎が柏木相手に勝負を仕掛け、トップスピードでサイドをえぐりにいった時に、太腿の裏を抑えてピッチに倒れこみ、そのままピッチを去ることになった。
柴崎不在の広島は少しづつ歯車が噛み合わなくなっていった。

前半は浦和の躍動感ばかりが目立った。
浦和は長短のパスを織り交ぜ、特に広島がこの試合では有効的に使えなかった長いパスをピンポイントで合わせてサイドに起点を作る。
中では興梠が正確なポストプレー、シャドーの高木と武藤はサイドから中から危険な斜めの動きで広島DF陣を切り裂く。
これで広島の重心はかなり低くなってしまい、ボールホルダーに対して適切な距離感をとることが出来なくなっていった。
浦和は守備の面でもいつもの広島対戦時と同様に前から激しくプレスをかけてくるし、広島にはそれを交わす術がまるで無かった。
あまりにもボールの奪われ方が悪く、この悪循環が広島の選手の足を止め、守備組織も乱れた。
1失点目は柏の足に当たってコースが変わってアンラッキーと言われる部類の失点ですが、そこに至るまでの過程で広島の守備陣が崩されていた訳で、そこはアンラッキーの一言では済まされないもの。
崩れそうなチーム。それでも1失点で耐えた。
ギリギリのところで踏ん張れたのが今の広島の強さなのでしょう。

後半、前半の勢いを持って浦和が攻勢に出る。
2度程決定機を迎えるも、林のスーパーセーブと柏木のシュートミスに助けられた。
65分、いつものように寿人に替わって浅野がピッチへ。
前半圧倒的なパフォーマンスを見せた浦和の足が徐々に鈍り始めたその頃、広島は浅野の前へ前への姿勢でチームに勢いをもたらす。
そして、浅野投入から僅か2分後、ゲームは動いた。

中盤でボールを持ったドグがボールを運び、後ろから柏が追い越す。
浅野はDFと駆け引きをしながら冷静にボールを呼びこむと、柏の動きにも釣られた浦和DFの間を通すスルーパスに抜け出して左足で周作の守る浦和ゴールを破ってみせた。
更に84分、青山からのボールを受けた浅野が巧みなトラップでコースを作ると、反転して一気に勝負を仕掛ける。
ここは止められるも、こぼれ球に反応したのは後ろから猛然と押し上げてきていた青山敏弘。
右足で冷静にコースをついて広島が逆転に成功した。
疲労困憊している浦和にはもう追いつく力さえ残っていなかった。

粘り強く、諦めず、最後まで走り抜く。
特に逆転弾を決めたシーンを振り返りたい。
この日、両チーム通じて一番総走行距離が多かったのが青山敏弘。
逆転弾を決めたあのシーンも試合終盤という時間帯を考えればフツーならパスを出した時点で上がれないし、特にパスを出したのが浅野だったから浅野行ってこいとなってしまう。
上がっていってもボールが自分のところへこぼれてくる可能性はあまり高くないはず。
その場で次へのプレーに備えてても誰にも文句は言われないし、むしろほとんどの中盤の選手はそうすると思う。
それでも青山は僅かな可能性を信じて猛然と前へ走った。
『気持ちには引力がある』そして『気持ちの強い人のところへボールがこぼれてくる』
青山が走り込んだ先にボールがこぼれてきたのは決して偶然ではないんじゃないでしょうか。
チームを勝たせたい気持ち、浦和を倒したい気持ち、そして声を枯らして応援していたサポーターの気持ちを乗せて決めたゴール。
この大一番で大仕事をした青山敏弘の凄みを感じたし、ほとんど全ての試合で誰よりも走り戦うキャプテンが本当に報われて欲しい。

34分の1の試合に過ぎない。
あまりに浦和を意識し過ぎ上手くいかなかった教訓もあり、努めて冷静を保たなければならないという論調は対戦ごとに大きくなってきた。
だけど人間だから、全ての広島に携わる人にとって特別な相手である浦和を全く意識しないならそれは広島の人間じゃない。
広島が年間優勝し、チャンピオンシップも制するならば、この浦和戦の勝利と浅野と青山のゴールは後世まで語り継がれるものになるかもしれません。
そうなれば良いなと思うし、そうなるように一番高いところを目指していきましょう。

34分の1にしか過ぎないこの試合から学べるか、勢いに乗るか、それは広島次第。
もちろん気を引き締めて広島の快進撃は続くことになるはずだ。

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