2回目の演奏会に臨むとそこは超ハッピ~な音楽愛が満ち溢れた世界でしたぶらぼぉMAX
2019年11月2日
すみだトリフォニーホール
【第1部】
自由の鐘 (ジョン・フィリップ・スーザ)
歌劇「ナブッコ」序曲 (ジュゼッペ・ヴェルディ/ローリマン編)
メロディー・オブ・ザ・ハート (テリー・カムジー)
〈Cor:リチャード・マーシャル〉
「ウィンドウズ・オブ・ザ・ワールド」より (ピーター・グレイアム)
“アマゾニア” “ケルトの夢”
〈Bar:カトリーナ・マーゼラ〉
“雷の太鼓” ⇒マーゼラさん体調不良により変更
「キャッツ・テイルズ」より (ピーター・グレイアム)
Ⅰ:カタロニア
〈Solo:Z・ロヴァット=クーパー、シボーン・ベイツ、アリソン・チャイルズ、サミー・ラトゥス〉
Ⅱ:キャットウォーク
Ⅲ:スキャット”
〈Solo:リチャード・マーシャル、ブレット・ベイカー、ローガン・ハートレイ〉
ケルティック・プロミス (フィリップ・ハーパー)
〈テナーホーンソロ:シボーン・ベイツ〉
交響詩「ダイナスティ」 (ピーター・グレイアム)
【第2部】
ホライズン(ポール・ロヴァット=クーパー)
愛の想い (アーサー・プライアー/ウィルキンソン編)
〈Tb:ブレット・ベイカー〉
舞踏室のバス (ロイ・ニューサム)
〈Tuba:ゲヴィン・セイナー〉
春の日の花と輝く(シモーネ・マンティア/チャイルズ編)
〈Eup:ダニエル・トーマス〉
映画「ハリー・ポッター」シリーズより(ジョン・ウィリアムズ/ダンカン編)
映画「007 ユア・アイズ・オンリー」より(ビル・コンティ他/バリー編)
〈Z・ロヴァット=クーパー、シボーン・ベイツ、アリソン・チャイルズ、S・ラトゥス、C・マーゼラ〉
映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」より (クラウス・バデルト他/ロバーツ編)
交響詩「ローマの松」より(オットリーノ・レスピーギ/スネル編)
第1部 ボルゲーゼ荘の松
第4部 アッピア街道の松
恒例の弾丸JAPANツアーも最終日のすみトリで大円団~第1回目芸劇編で書いたように札幌や四日市公演もやってすみトリが終わった夜にはイギリスへ帰るという強行軍アマチュアメンバーの休暇が1週間のため毎回のことですが、極東JAPANへわざわざ来てくれて感謝の極みでした
マーゼラさんの不調も止むを得ずですね
芸劇(自席2F3列目ど真ん中)は観客の入りがイマイチだったのもあってか残響が残りすぎでモヤモヤ
すみトリは音量大の予想もあり3F最前列ど真ん中入りも上々でクリアサウンドに狂喜乱舞でした(芸劇編はこちらコンサート日記354)
ということで第1部からブッ千切りナブッコでもうツカミはOK~Corの神様マーシャル様に「ケルティック・プロミス」のベイツさんテナーホーンの美しすぎるソロにじわじわ攻略されていき
「ダイナスティ」で既に降参状態~ブラスバンド用のオリジナル曲はやはりバエますね~もうこのへんからハヤ涙目状態
第2部に入ると会場もチャーリーおじさんのボルテージもうなぎ上りお約束のソリストショーケースではTbベイカーさん&Eupトーマスさんの両巨頭はもちろん何とTubaセイナーさんも超絶技巧を爆発
美メロと高速パッセージを織り交ぜて全員を魅了した会場は万雷の拍手とぶらぼぉ~の嵐で沸騰
三人ともとても我々が日頃使っている同じ楽器とは思えないほど本当に音が鳴っていてスゴ過ぎ
もうこの頃になるとステージのチャイルズさん&プレイヤーと観客は完全に一体化映画音楽三連発のあとのメイン「ローマの松」はもはや金管祭り状態いままでに聴いた事もない音量にぶっ飛び
ポスターに続きCDにもサインもらっちゃった
3Fなのに細胞のひとつ一つが音に共鳴するような体感そりゃソロであれだけホールに響くわけでそんな彼ら彼女らが本気のfffでTuttiやったらそうなるわ
日頃のオケでは聴こえないローマ軍の勝利のラッパ(Hrの先祖)を受け持つテナーホーンのド迫力ロングトーンにもシビレました
煌びやかボルゲーゼを演奏しているときから、メンバーから尋常でない気迫がヒシヒシ感じられて超絶アッピア街道の松が始まると初めてハンカチを使ったくらい感動の涙があふれ出たのでした
前々回・前回は同じTb族の次女・三女と聴いたが今回はひとりで遠慮なく没頭できたからかなあ
アンコールではもう完全に昇天状態
完全燃焼したチャーリーおじさんでしたが気力を振り絞ってどうしてもお礼が言いたくてサイン会へ
皆さん超お疲れだろうに頭が下がります私もひとり一人にお礼を言いつつTbベイカーさんの前へ
ジャケットに着けていたTbブローチを指してベイカーさんに私もTb族で演奏に感激と感謝を述べると「おお~Tbか~」とシェイクハンドその隣スーパーEupトーマスさんにもGreatPlayだったよと声をかけると同じくシェイクハンド写真のとおりオオトリはいつものマエストロがラストサインでした
さすがに話しかけるのは遠慮したのですがチャイルズさんのほうから芸劇でも聴いてくれてたね~と言葉をかけてくれて大感激ひとりだけポスターにサインしてもらったので覚えていてくれた
今回も素晴らしい演奏が聴けて感激ですとお礼言いつつグーサインすると笑顔で答えてくれました
ホールを後にしようと外に出ると何とナント他のメンバーが記念撮影やサインに応じていました
演奏だけではない何とハートフルなコンサートでしょうか金管バンザイ~音楽バンザイ~~
私の人生の宝物となるような一期一会の音楽仲間の集いに感謝カンシャ~ありがと~~う
P.S.雑感
自席へ座ると左隣にご婦人が・・・美人だからではなく楽器経験者ぽかったので話かけると ヤマハ浜松のブラスバンドとのこと~スゴまだお子さんが小さいのでご主人が芸劇へ
今回は交代して自分がすみトリへ来たとこのホールでブラスを聴くなら3F最前列がベスト ですよね~とか他愛も無い話のあとは演奏へ専念鑑賞態度が音楽愛に溢れていたので東京2公演のチケットを購入した人へ配布されたポスターをご主人へとプレゼント(2枚もってた)
理由はないのですがみんなで幸福をシェアしたかったチャーリーさんでしたおしまい