コンサート日記243(ノット×フィガロ×東響) | チャーリーの音楽の旅 ~ゴールド金賞~

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おじさんのコンサート三昧♪
主観オンリーで主に九州のコンサート状況をアップ

今日から3日で4公演~まずはオペラ(演奏形式)を楽しみにミューザへGO新幹線後ろ右矢印

土曜はWヘッダー日フィルから~のマリインスキーで白鳥バレエ日曜はアマオケのTBSKへお邪魔ですニコニコ

 

   

 

  

歌劇「フィガロの結婚」全4幕 演奏会形式・原語上演(日本語字幕付)

Cond/ハンマーフリューゲル:ジョナサン・ノット 演出監修/バルトロ/アントニオ:アラステア・ミルズ

ConM:水谷晃  Cho:新国立劇場合唱団  Orch:東京交響楽団

 

フィガロ:マルクス・ヴェルバ            スザンナ:リディア・トイシャー  

                

 

アルマヴィーヴァ伯爵:アシュリー・リッチズ  アルマヴィーヴァ伯爵夫人:ミア・パーション

              

 

ケルビーノ:ジュルジータ・アダモナイト     マルチェリーナ:ジェニファー・ラーモア     

              

 

バルバリーナ:ローラ・インコ            バジリオ/ドン・クルツィオ:アンジェロ・ポラック

              

 

いや~またまたノットにやられてしましましたキラキラポンテ三部作最終章は驚異の名演となりましたお願い

今夜は演奏会形式といえオケがピットに入っていないことと舞台装置がないだけで演技はMAXアップ

 

そしてノットがハンマーフリューゲルを演奏してのレチタティーヴォがまた秀逸で目からウロコびっくり

物語はみなさんお馴染みのフィガロとスザンナの結婚ドタバタ劇で場面によって会場に笑い声も爆笑

さすがモーツァルトによるオペラ・ブッファの最高峰ですね音譜

 

 

まずは超有名な序曲がスタート~おっとオケの編成を見るとノットの本気度もフルパワーです虹

小ぶりな弦5部と2管編成のなかにナチュラルHr&ナチュラルTpそしてバロックTimpを発見ですにやり

 

軽快で切れのいい演奏を聴くとオケって本当に指揮者次第と東響には感じますニコナチュラルHr

低音も支える役目もあり全体へのスパイスとして効果的~時々はずすのも扱いムズイからねあせる

 

ともかく今回ひとつ一つを誉めようとコメントすると限がないのでポイントだけいきますグラサン

 

  

 

フィガロの出だし「伯爵様、踊りをなさりたければ」でヴェルバさん掴みもスムーズOKケルビーノ

結構格落ち配役が多いのですが今回は「自分で自分が分からない」で素晴らしい実力を披露ドキドキ

 

このアダモナイトさんに限らず皆さん完全に演技もはいりフィガロの誰でも知っている「もう飛ぶ

まいぞ、この蝶々」がでるころには目の前に展開していくモーツァルトワールドに没頭しましたスノボ

 

第2幕の白眉は伯爵夫人パーションさんはあともう見た目から見目麗しい気品を漂わせながらラブ

「愛の神様」を熱唱~夫である伯爵のひどい仕打ちに女性としての気持ちの揺れを見事に表現音符

 

これは第3幕の「甘く喜びの美しい時は」も同様で素晴らしいアリアに脱帽~ブラァァヴァビックリマーク

 

    

 

第3幕といえば結婚をマルチェリーナに迫られたフィガロのどんでん返しで歌われる「母を

認めておくれ」のフィガロ・マルチェリーナ・バルトロ・スザンナ・伯爵・ドンクルツィの6重唱サーフィン

 

各々が心境を織り込みながら歌唱するのに見事に絶妙のハーモニーを聴かせるのは長音記号2

結構難しいがガチャガチャにならずお祭状態かつ整然と秩序ある重唱はさすがでしたまつり

 

第4幕のころには歌手もステージから何回か客席に降りて歌唱していたので(サントリーははてなマークはてなマーク

シンフォニーホールは一体感も醸成されて伯爵をやり込めて全員で歌う「これで誰もが幸せに

なれる」であくまでも陽気に華やかにフィナーレを迎えたのでしたお願いぶららぁぁぼぉぉぉ~~!!

 

そしてハンマーフリューゲルを弾きながらオペラを終始グリップしたノットにもブラヴォです富士山

 

さあ昼からは日フィルのマラ1~夜はマリインスキー白鳥と盛りだくさん笑ういくぞ~おう日本国旗