【50代からの健康ケア】猛暑で心臓や持病が悪化する?意外と知られていないリスク | 目からウロコ?の健康通信~がん、認知症…50代からの健康について考える~

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微力ですが、世の中の健康寿命を平均1秒でも伸ばせたら勝ちだと思ってやってます。※認定理学療法士監修

 

 猛暑で心臓や持病が悪化する?意外と知られていないリスク

 

皆さん、この夏は暑さ対策できていますか?

2026年の7月は40℃超えの最長連続日数を記録するなど「暑い」だけでは済まされない天気が続きますね。

実はこの気候が体、特に心臓などの循環器に大きな負担をかけています。
また心臓をはじめとする持病をお持ちの方は、猛暑で症状が悪化する可能性もあります。

 

今回はそんな酷暑な夏を出来るだけ安全に乗り切るポイントと、チェック項目をご紹介したいと思います!

 


■ 猛暑が心臓や持病に与える影響

熱中症はもちろん有名ですが、それ以外にも猛暑が引き金になる病気があります。
たとえば、こんなことが起こります。

・暑さで汗をかき、水分が不足。血液が濃くなり、血栓ができやすくなる
※血栓は 心筋梗塞や脳梗塞 のリスクを高める
・心房細動などの不整脈が起きやすくなる
・呼吸器疾患や腎臓病、糖尿病も悪化しやすい
・気温上昇が精神面にも影響し、うつや不安感が強くなることも

特に50代以降徐々に体温調節機能は低下していくため、外気温の影響を受けやすくなります。
血管や心臓の働き、精神的な働きなど多岐にわたる影響が出るのが分かります。


■ チェックしてみよう!~今の暑さの影響度~

暑い日常は思った以上に体の不調に繋がります。
下のチェックリストで、いくつ当てはまるか確認してみましょう!
□ 水分をとってもなかなかのどの渇きが取れない
□ 朝起きたときにめまいやふらつきがある
□ 動悸や胸のドキドキ感を感じやすくなった
□ 最近冷房が苦手になり、我慢してしまう(特に夜)
□ 息切れや咳が悪化してきた(特に呼吸器疾患がある、またはあった方)
□ 食事後30分くらいから変に疲れやすく感じる
□ 気分の落ち込みや不安感が増えている

2つ以上当てはまれば、暑さによる体調変化が始まっている可能性があります。

 

■ 暑さから体を守るためのポイント

・こまめな水分補給(少量を回数多く)+電解質の補給
・室内環境の工夫:エアコンだけでなく場合によっては除湿機/加湿器をためらわず使う
・起床後2時間以内の激しい運動は避ける
・定期的な検診や血液検査で健康状態をチェック
・栄養補給を意識(特に心臓・血管・免疫を支える栄養)

 

 

■ 心臓や血管を守るための栄養の取り方

猛暑による心血管系への負担は、体温上昇・脱水・血圧変動・血液の濃縮など、複数の要因が重なって起こります。日頃から食事で「血管をしなやかに保つ」「血液をサラサラにする」「酸化や炎症を防ぐ」ことが重要です。
 

1. 水分+電解質補給

脱水は血液を濃くし、血栓リスクを高めます。
また、ナトリウムやカリウムも汗で失われますので、水分とともに補給することが大切です。
・ナトリウム:味噌汁、梅干し
・カリウム:バナナ、キウイ、トマト、ほうれん草
※注意)高血圧や腎疾患の方はカリウム過剰摂取に注意。
 

2. 血管の弾力を保つ栄養

・ビタミンC:柑橘類、パプリカ、ブロッコリー
・鉄分:レバー、牛肉、カツオ、マグロ、赤貝
⇒コラーゲン合成に必須で、血管壁の強化に役立つ。
 

3. 血圧の安定に役立つミネラル

・マグネシウム:アーモンド、ひじき、大豆製品
⇒血管拡張作用があり、血圧を安定させる。
・カルシウム:牛乳、ヨーグルト、小魚
⇒ナトリウムの過剰摂取による血圧上昇を和らげる。
 

4. 炎症・酸化ストレス対策

ビタミンE:ナッツ、植物油(オリーブ油、ひまわり油)
カロテノイド:にんじん、カボチャ、トマト(リコピン)
⇒強力な抗酸化作用で心血管系を保護。
 

■ 他にも気になる栄養素が

暑さによる寝不足や体力消耗は自律神経の乱れを招き、脳内の「セロトニン」量にも影響します。セロトニンは“心の安定ホルモン”とも呼ばれ、気分や睡眠リズムを整える働きがあります。
このセロトニンは、必須アミノ酸のトリプトファンから作られますが、合成の過程でビタミンB6やマグネシウム、ナイアシンが必要ですので、以下のような食べ物を意識してみてください。

・トリプトファン:大豆製品(豆腐・納豆)、乳製品、卵、バナナ、ナッツ類
・ビタミンB6:まぐろ、鶏むね肉、にんにく、バナナ
・マグネシウム:海藻類、ナッツ、玄米、豆類
・ナイアシン:かつお、まぐろ、落花生、きのこ類

 

猛暑で食欲が落ちると、摂取できる栄養素が不足しやすくなります。特に冷たい麺類やパンだけの食事が続くとトリプトファンとビタミンB群が不足して、気分の落ち込みが長引く原因になりやすいので意識的に摂ることが大切です。

 

■ 暑さで起きる不調を知ることが予防の第一歩 

猛暑はただ不快なだけでなく、持病の悪化や命に関わるリスクがあります。
それでも「自分は大丈夫」と思う人が多いのも事実。
心理学的にも『正常化バイアス』という心の働きがあるので、どうしても自分ごとになりにくいのです。
なので、いきなり危険な病気の予防としてとらえるのではなく、日常の中でできる「暑さ対策」と「栄養・水分の見直し」として始めましょう。

心臓や血管の健康を支える栄養が気になる方は、食事やサプリメントで上手に栄養を取り入れることがおすすめです!
 

 

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