今日は次男の日ですよ!2月22日カラ松ですよ!

と、いうことなのでカラ松の絵と小説を授業中ずっと書いていましたw

まずは絵から


風邪ひいただけのカラ松ですw
二枚目‼

にゃんにゃんにゃんの日だそうなのでかけてみましたw

次から小説です。もちろんカラ松が主人公です
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『消えたい』そう思い始めたのはいつ頃からだろう。物心つく前から消えたい、死にたいと思っていた。自分でもなぜだかわからない。本能が告げているからだと思う。

もしかしたら生まれる前、前世からの使命なのかもしれない。だとしたらオレは”なに”をしたのだろうか。

きっと大罪を犯したに違いない。だってこんなにも生きていることが申し訳ないから。

嗚呼…早く死にたい。

兄弟たちにも迷惑をかけている。兄弟たちの笑った顔が見たい。オレはそれだけで幸せだ。

「さて、今日はどこに行こうか」

今日も今日とてオレは死に場所を探している…。

ふと、海に行ってみたいと思った。多分オレと同じ色のが溢れかえっている場所だから。
そこで死にたいと思った。今日こそは死ねるかもしれない。そんな淡い期待を抱き玄関を出る。

外は眩しいくらいのが広がっていて兄弟たちの色があちらこちらにあった。

「キレイだな…」

こんな日に死ねるとは思ってなかった。左を見れば花や信号機、道行く人の服がかった。右をみればの木々が生い茂り、の看板が立て続けにあった。さらに目を凝らしてみると色のブレスレットをつけている人を見つけた。

(あれは十四松とトド松が見たら喜びそうだな)

微笑みながらそんなことを考えていたらちくり、と胸が痛んだ。なんだろう、と小首を傾げたが今のオレにはどうでもいいことだった。

何時間歩いたのだろうか、いつの間にか街をぬけ、潮の匂いがかすかに鼻をかすめた。もう少しで死ねる。胸が高鳴った。誰も見ていない、誰もいない、一人、静かに死ねる。そう考えると居ても立っても居られなくなってオレは走りだした。我を忘れて。

やっとい、い、どこまでもく澄み渡った景色が目に入った。オレは無意識に海の中へと足を運んだ。
一歩、一歩、また一歩と。すると後ろから鳴き声が聞こえた。振り向くとそこにはの首輪を着けた黒猫がじっとオレを見つめていた。

「どうしたキティ、こんなところで。猫は水が嫌いだったよな、危ないぞ?」

オレは思わずその黒猫に声をかけた。だが人の言葉がわかる訳ではないので黒猫はじっと、ただオレだけを見つめていた。

「オレを見ていても面白くないぞ?今から死ぬだけだ」

再度話しかけてみたがやはり見つめているだけで『にゃあ』とも鳴かないし動こうともしない。オレは黒猫から目をそむけ、またい海を前にして歩き出す。そのときもチクりと胸が痛くなった。

体が半分ほど浸かったときだろうか、突然風が吹き荒れた。近くのの木々がサァァァと音をだして揺れた。

(まるでチョロ松が行くなと言っているようだ)

ふと、そんなことが脳裏をよぎった。が、チョロ松がそんなこと言うわけないよなと思い首を横にふった。まだ木々は揺れていた。

チクリ…また胸が痛くなった。なんだ、この胸の痛みは。三度にわたる痛みに不審に思った。なぜだ、何かしたか、何か悪いものでも食べたのか、そんなことを脳内で考えていたが馬鹿らしくなって考えることをやめた。自分はもうすぐ死ぬんだから、そう心に言い聞かせた。


また、歩きはじめた。今度は振り向かないと決めて。一歩踏み出すたびに走馬燈のようなものが頭の中をめぐった。今日がお前の命日だ、そう言っているかのように。

「嬉しいはずなのに」

思わず声が漏れた。体はもうすべてつかり、あと二歩、三歩歩けば死ねるような場所で立ち止まった。やっと今日死ねるのに、どうしてだろうか、少し前の胸の高鳴る感じがない。…なぜだ。オレは死にたいのに、死にたい、

「死ぬんだ!!」

己の決意のように叫んだ。死ななければ、死ななければと。

ふとオレの目にが入った。い海にが混ざっていた。オレはゆっくりと上を見上げた。するとく広がる空にが、絵の具を垂らしたように鮮やかに広がっていた。がまざってになっているところもあった。

そんな空をしばらくじっと見つめていた。自分の胸を押さえながら。すると後ろから声がした。猫の声じゃなくて人間の、五人の兄弟たちの声が。

「おーいカラ松!早く帰ろうぜ!オレ腹へって死にそう…」

「何服着たまま入ってんだよ!早く上がれ!風邪ひくだろ…母さんが夕食の支度して待ってるから、一緒に帰ろう」

「ッチ、クソ松。早く帰るぞ、寒いだろ」

「カラ松にいさーん!!帰ったら歌おうよ!だから帰ろ!」

「明日、一緒に行ってほしいところがあるんだけど!風邪ひかれたら困るから帰ろうよ!」

五人の声を聞いたとき、頬に熱いものが伝った。それはなぜかとまらなくて。でもぬぐわずただ六人を見つめた。そして笑顔で頷いて五人の、兄弟たちのところへと向かった。もう胸の痛みはなかった。
happyend

次の文章付け足すだけでbadendになります。happyendで終わりたい、と言う方はここでおわかれです。みて下さりありがとうございました!















そんな夢のような物語をオレは暗く、冷たい場所で一人描いていた。

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ここまでみてくださってありがとうございます!暇なときに小説ものせようかなとおもっていますw