つまらないことに、いちいち振り回されなくてもいいんだけど、やっぱり、思うことはいろいろある。
他の人のブログをチラチラ見ていたり、新聞の読者の投稿を読んでいたら、こんなの見つけちゃったよ・・・。
「リアルコウノドリになるところだったよ 笑」
この方は妊娠後期の方で、ちょっとしたトラブルがあって、病院の救急外来を受診したそうです。でも、大きな問題はなかったようで、上記の発言となった訳です。
あのー、やっぱり他人事だと思って、ドラマ見てる人が多いんでしょうね。そんな冗談のように、軽く笑って欲しくなかったわ・・・。
「不妊治療している自分を誇りに思うようにしたら、妊娠できた。」
不妊治療をして卑屈になっていたけれど、子どもを得るための尊いことをしていると考えて、そんな自分に誇りを持つようになったら、一回目の体外受精で妊娠・出産できたそうです。
で、不妊に悩む人たちを集めて、自分の体験を話すんだってさ。子どもを授かって、より充実した人生になったそうだよ。ふーん。よかったね。
「子どもが幼児の頃の悩みに比べたら、取るに足らない悩みだと気づいた。」
大学生の子どもが忘れ物が多く、心配だと言うお母さん。そのお子さんが幼いころ、言葉の発達が遅く、「障害があるかも」、と真剣に悩んでいたとのこと。その頃の悩みに比べたら、今の悩みはささいなことだと気づき、深く考えないようにしようと思った、と。
世の中には、本当に知的障害があって悩んでいる人もいると思うんだけど、「そういう人に比べて自分はマシ」と言いたいんだろうか?
こういうのを読んでいて思ったのは、「順調な人生を歩んでいる人は、鈍感になっちゃうかも。」ということ。
それだけのことなんだから、いちいち突っ込まずに、スルーするようにしないとね。
思い返せば、私だってひどいことを言って、相手を傷つけてしまったことは山ほどある。
人はいくつになっても成長するんだから、大らかになって、許せるようにならなくては・・・。
でもさ、時々、幸せな人を見ると妬ましくて、気が付くと不幸を願っている自分に気付くことがあります。
まだまだ精進が足りないな。
南直哉さんは、「許す」ことについて、こんなふうに書かれています。
人を許すというのはとても難しいことです。なぜ難しいかというと、人を許す前に、自分を許さないといけないからです。
相手を許しがたいのは、自分がかわいそうだからです。自分に申し訳ないからです。本当の問題はそこにあると、私は思います。
困難さは、許す手前にあるのです。誰かを許す前に、許す自分を受け入れないといけない。だからこそ許すのは難しいし、ものすごく手間がかかります。やろうと思ってすぐできることではありません。
ただ、そのことに気づくだけでも違うと思うのです。実は、「自分」が壁になって見えないことがいっぱいあるのではないか。そう疑ってみてもいいのではないでしょうか。
「許す」ことに挑戦してみよう。
かわいそうな自分を受け入れるということなのかな。
難しいけれど、挑戦する価値はあるんだと思う。
そうそう、今日は「陸王」がある日だー!
苦労が報われるストーリーに感動するなんて、本当にベタですけどね
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