ロ-マで結構タクシーに乗る機会が多いのですが、ぼるタクシードライバーがたまにいるので乗るたびに結構気を遣う。

 

 

 

私のこの日本人の顔だと観光客だと思われて遠回りされたり大した金額ではないが、ぼられたりすると気分が悪いから、乗ってから運転手さんとたわいのない会話をするようにしている。

 

そうして私はロ-マに住んでいる!アピールをすることで遠回りされないようにしたり、ぼられたりしないようにしているの。

 

この頃私が乗るときに、ぼられるような行為は無くなってきたが、たまに短い距離とかで大した金額でない時、例えば7.20ユーロくらいの金額の際にドライバ-に

 

 

Facciamo 10 euro e mi offre un caffe.ニヤリ

 

 

 と言われる。

 

上の文章の意味合いは、

「お支払いは切りの良い10ユーロにして、おつりの2.80ユーロは僕(ドライバ-)にお客さんがコ-ヒ-をおごってくれるということにしましょう。」ニヤリ

 

である。

 

別に本当にコ-ヒ-一杯を買うためにお金をくれと言っているわけではない。 切りの良い数字で支払ってもらい差額はチップとしてくださいよ。というイタリアで(いや、ローマだけかもしれない)たまに使われる言い回しなのだ。

でも私はどうしてもこの言い回しが気に入らない。

 

だって、釣りは取っておいてくれってお客さんが言うならともかく、運転手がさいそくするものではないと思うから。

 

イタリアのコーヒ-文化は他の文化とはちょっと違った特殊なものだから(以前日記でカフェ文化が世界遺産登録の候補に挙がっているという日記を書いたよね。)身近であるコ-ヒ-をチップの代名詞に使うのだろうが、すごく気分良いサ-ビスをしてくれたり、楽しいお話ができたドライバ-ならともかく、大抵むすっとした良いサ-ビスを受けたとは思えない人に限ってこういうことを言うのよね。

 

疲れているときとかは言い返すのも面倒だからそのまま切りの良い金額を支払うことも多いが、なんか腑に落ちない。

 

そんな話をエンジニエレに話したら、

 

”まあね、これはこういった言い回しだからしょうがないよね。”

 

と言う。

 

エンジニエレもこういう風に言われる状況がよくあり、切りの良い金額で支払い、数ユ-ロのチップのようなものを与えることが多々あるという。

 

でもちょっとこの人にはチップ的なものを支払いたくないなと思う悪い態度のドライバ-の時、エンジニエレの対応は。。。

 

(上記と同じような金額の7.20ユ-ロの状態だとしますね。)

 

タクシードライバー:

Facciamo 10 euro e mi offre un caffeニヤリ

 

上の文章の意味:

「お支払いは切りの良い10ユーロにして、おつりの2.80ユーロは僕(ドライバ-)にお客さんがコ-ヒ-をおごってくれるということにしましょう。」ニヤリ

 

と言われたら、

 

エンジニエレ:

No, facciamo 5 euro e ce lo offre leiニヤリ

 

上の文章の意味合い:

「そうじゃなくて、切りの良い5ユーロの支払いにして、差額2.20ユーロであなた(ドライバ-)が僕(お客)にコ-ヒ-をおごってくれ下さい。」 ニヤリ

 

ってにこにこして言ったんだって。

 

切り良くお釣りがないように渡してもらいたいなら値段を上るのではなく下げるのはどうか?と皮肉って言ったらしいのだ。グラサン

 

そうしたらドライバ-もこれはやられた!と思ったのか?もともとの金額の7.20ユーロで良いよ。

 

って言って2.80ユーロのお釣りをちゃんと返したらしい。

 

そうか!そういう言い方をにこにこして言えば、向こうも”やられた!”って思って観念するか!

 

そうは考えたことがなかった。

 

今度態度の悪いドライバ-がそんな風に言って来たら頭から湯気が出そうなところを我慢して、にこにこして言ってみよう!

 

この方法を聞いたとき、エンジニエレが天才に思えた!爆  笑

 

私が本物のロマ-ナ(ロ-マ人)になるにはこういったことをさらっと言えるようにならないといけないんだなと思う今日この頃。

 

 

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