昨日の続きですが、
パスポートと身分証明書をエンジニエレに自分で管理させてローマのフィウミチーノ空港へ出発。
ちょっと心配だから車で空港まで向かう時,パスポートはちゃんと持っているよねと聞いた。
でもあれだけ探した身分証明書は絶対に持っているだろうと思ったので聞きもしなかった。
そうしたら。。。
空港に着いてチェックインカウンターに行き私とエンジニエレのパスポートを航空会社の人に渡した。
私は日本のパスポート。エンジニアではアメリカのパスポート。
(エンジニエレは母がアメリカ人ということで、イタリアとアメリカの国籍を持っている。)
するとこの女性があなたたちはイタリアに住んでいるのですかと聞いてきたのでそうですと答えた。
するとこの女性はそれでは身分証明書か滞在許可証を見せてくださいと聞いてきた。
私は滞在許可証を持っていったので問題なかった。
エンジ二エレは身分証明書を出そうとしたがその身分証明書が見つからない。
私は冗談で見つからないふりをしているのかと思った。
だって、昨日散々喧嘩して自分で管理しろ!と私に言われたのに持ってこないバカはいないだろうと思ったからだ。
で、本当になかったのだ。
持ってくるの忘れたのだ。
アホか!
前日、荷造りをしているときにカバンを変えた際に身分証明書だけ入れ替えるのを忘れていたようだ。
身分証明書を持っていないこの状態ではエンジニエレがイタリア人であることを証明することはできない。
パスポ-トの入国スタンプをよく見られたら、前回旅行してイタリアに再入国してきたのは3ヶ月以上前だから、彼はアメリカ人として(外国人在住者)イタリアに住んでいるように見えるか、
滞在許可証を持っていなければ3ヶ月以上の滞在をして違法でイタリアに住んでいるようにも見える。
しかしエンジニエレはイタリア人なので滞在許可証なんか持っていないのでこの状態では違法滞在しているよう取られてもおかしくない。
これは問題だ!
航空会社の人はシェンゲン協定の国に行く場合(今回の場合はクロアチア。)、イタリア国民か滞在許可証を見せて合法的にイタリアに住んでいるということを証明できないと向こうの国で入国させてもらえない可能性があると言われ、搭乗券をなかなか発行してくれなかった。
私は
ま〜じ〜で〜す〜か〜!

って感じ。
たしかにこの女性のいう論理はあっている。
エンジニエレは僕は両国籍持っているから別に問題ないでしょう?
と焦る様子なし!
っていうかパスポート持っているんだからなんで出入国できないのかよくわかっていない。
確かに合法的には両国籍を持っているけど証明できなきゃ意味ないだろう!
私はアメリカでもイタリアでも外国人として生活をしていてこう言った法的なことは敏感だ。
しかし生まれ持って両国籍を持っている人はその大切さというか、どういうシステムなのかとかがよく分かんないんじゃないかな?
で、エンジニエレに、
”もし搭乗券を発券してもらえなかったらまずは身分証明書を取りに行かないといけないけどこの飛行機には間に合わないよね。どうする?”
って言ったら、
We have to take another flight.
別の便で行かないとね。
ってWeを使ってきた!!!!!
それも私がドキドキハラハラしてるのに全然動揺する気配なし。

っていうか、なんでWeなんかい?
Iの間違いではないかい?
私はあんたを置いて一人で飛ぶでー。
フランチェスコはドブロブニクの空港に迎えにきてくれるし私は先にモンテネグロに行ってるから!
あんただけ1人で新しいチケット買って後で飛んでくればいいじゃん。
って心で思っていましたが、口に出してしまうと怒りがこみ上げてきて、カウンターで怒る怪しいアジア人女性になりそうなので心の中にしまっておいた。
そうしたら、一応発券してくれたの。
でも私はドブロブニクの入国検査のところまで1人でドキドキハラハラしていました。
飛行機の中では初めて飛行機に乗る人みたいに緊張してたわ!
横ではあの島は去年行ったどこどこのそばかな?とか窓の下を見てコメントしまくり飛行を楽しんでいるエンジニエレ。
クロアチアのドブロブニクに到着し、私ははエンジニエレにアメリカ人観光客のすぐ後ろに並び彼らと一緒にどさくさに紛れて入国管理を通過しろと言ってアメリカ人の後ろに並ばせた。
入国管理のところでよく見ていたら、写真のページをスキャンするだけで、アメリカ人のパスポートは(というよろどの国の))出入国のスタンプなどあまりよく見ていないようだ。
ですのでエンジニエレも問題なく通過できた。
一気に私も緊張が解けた。
しかし本人は最初から最後までリラックスしっぱなし。
それで、
ほらね大丈夫だったでしょう?って言われた。
あーむかつく。
でもね、入国してからはエンジニエレ、私にパスポ-トを渡し、私に管理してくれと言ってきた。
やっぱり自分を信じていないのでしょうかね。
だからこの後は、エンジニエレのこのアホな行動を許してあげて一緒に楽しくヴァカンツァを過ごしましたよ~。
さて、ドブロブニクからロ-マに帰る時、カウンターでまたなんか言われたらやだな。って思ったの。
イタリアに帰るのにイタリアの滞在許可証とか見せてくれとか言われたらどうしようかと思って。
でも何も聞かれなかった。
単なる日本人とアメリカ人の観光客がイタリアに行くと思ったようだ。
でも確か去年クロアチアに行ったときには私は滞在許可証を見せてくださいと言われたと思う。
こんな人に当たってしまったらまた帰りもドキドキだったよね。
帰りは飛行機に乗ってローマまで着いてしまえば、イタリアでの入国管理のところで何か言われた場合は、私が家まで戻りエンジニエレの身分証明書を持ってくればイタリア国民と言うことが証明できるので問題ないだろうと思っていた。
で、入国管理では。。。
アメリカ人や日本人はつい最近、電子機械でパスポート読み取るものが設置されたのでまずはそこでパスポートを読みとられた。
その後係の人がスタンプを押すのに空いているページを開けて待っていてください。って言うのでページを開けて待っていた。
で後移民局の人がいるブースのところで入国のスタンプを押してもらうのだが、この入国管理の係の男性、パスポート全然見てないし。
携帯画面を見ながら適当に入国しスタンプを押していた。
こらっ! ちゃんと仕事しろ!!!
まぁ、おかげで無事に入国できたので、こういうテキト-な労働者がいてよかったのですが。。。。
あそこまで1人で心配したのがばかみたい。
この教訓を生かし、やはりエンジニエレのパスポートと身分証明書を私が管理しなくてはいけないなと思いました。



