ファンタジーがかった、ゲームや小説のすべてに、実際はあり得ない武器や魔法の
使い方が蔓延してしまったようです。

多分に、事の起こりの原因は、ファミコンやパソコンの当時の能力の限界にあるかと。
複数対複数の対戦どころか、1対1の実戦も写実できなかったのです。
で、敵を並べて、どれを攻撃しますかという選択と攻撃方法の選択を求めるのがせいぜい
だったのです。
つまり、武器による攻撃も魔法による攻撃も、あるいは味方に対する回復・死からの再生、
バフ効果魔法も遅れて導入されたのでした。

で、ゲーム機器の能力が発達し、フィールドが3次元で表現できるようになりました。
敵味方入り乱れての戦闘になったのです。そこで2次元で続けていたセオリーが問題に
なったのです。その結果の一部がつぎのものです。
 1:どんな武器攻撃をしようが被害を受けるのは相手側のみ
 2:どんな魔法攻撃をしようが被害を受けるのは相手側のみ
 3:どんな魔法防御を・回復をしようが恩恵を受けるのは味方のみ
 で、
   バフ魔法(能力を上げる魔法)は味方にしかかからない
   デバフ魔法は敵にしか向かないというのも変更になりました。デバフからの回復魔法
   も追加されました。特定個人向け魔法は、相手がどう動こうが追尾する。
    ~ファイナルファンタジー系のビジュアルではマジです。
   範囲攻撃魔法を受けるのは敵だけ
   範囲回復魔法を受けるのは味方だけ

とかなりのご都合主義があり、無視しないと次へ続きません。

魔法を通常の手順に組み入れるのには、結構かかりそうです。
この手順を諦めて強引に進める道は未だにあります。
別の基準を持ち込むのが最も簡単です。ただし、その理論が簡単に受け入れらられるかは
別ですが、参入・参加しますの意思にはなります。