沈没物を引き上げ中あるいは曳航中に落とす事故が多いように思います。

引き上げるために使うハーネスとかチェーンとかロープを掛けただけの
固定しないままにやっているんだろうと思ってしまいます。
そんなの移動時にかかる水の抵抗だけでスッポ抜けるのは当り前です。

沈没物にそれらをガッチリ止めてしまえば、落下事故は起きないはずなのです。
何かのバランスが崩れて、引き上げに使っている船が沈没物と一緒に沈没する
より落としてしまう方が良いという安全策=手抜きかも知れません。

それとも、「沈没物に一切の加工を行ってはならない」
みたいな規制・遠慮があるんでしょうか。

落とすことで、再度引き上げの手数がかかります。
工数増額=手取り増加をねらった手抜き事故にも見えるから、スッキリしません。

以下追記:

落下原因は吊り下げに使っているベルトの内2本が切れた由。
切れた2本以外のベルトは、全く固定されていなかったことがわかります。
ガッチリ固定していたら、他のベルトも全部切れた筈だからです。

さて、ベルトが切れたということで、沈没船の重量は勿論、ベルトの強度の
把握が全くされていなかったことが明らかになりました。

最早、どこの素人集団なんだよという感想しか出てきません。
こんな素人集団に、専門技術集団を名乗らせて仕事しているなんて、
全く笑えない冗談です。

韓国には無い技能集団が日本にはあるなんて優越感を感じていたのが馬鹿みたい。