2001年1月引き渡しの新築でしたが、いろいろな不具合が
でてきました。
~壁や屋根、室内の目張り部分などのメンテナンスが必須の
 ものは除きます。

1:最初の不具合は、風呂場の換気扇のタイマー。
  なぜか、機械式のタイマーで一々ひねるものでした。
  この当時、既に電子タイマーが普及していたはずですが。
  やはり、6年ほどで壊れました。当然電子式に替えました。
  ~年寄り2人は、換気扇を使わないのでありました・・・
   私を含めた来客だけが使っていたため、すぐは壊れなかった。
   父母にとっては、風呂に換気扇が付いた初めての家でした。

2:
次の不具合は、バスルームの風呂場と前室との境の扉。
これは、先にこのブログにも書いた様に、年寄り2人と
身体障害者になっていた弟の3人が、扉に倒れ込むことを
重ねた結果、プラスティック部分が壊れたというもの。
 ~このトラブルがなくても、20年強経過すると、プラス
  ティックは壊れるようです。
 リクシルがアホをしでかして、中国工場の加工チョンボ
 (扉の両脇の柱を間違えて取り付けた)を、プラスティッ
  ク部品の設計変更で対応したのは良い?けど、パーツ
  番号を設計変更前のものを使い続けた結果、日本製の
  旧製品~パーツ番号などは全て同一~に新らしいプラス
  ティックパーツをそのまま交換してもダメな扉になった。

3:
入り口の呼び鈴を押しても、チャイムが鳴らないことが増えました。
二階呼び出し様に、押しボタン+チャイムユニットを買って対応
していました。
壁塗り直しのついでに、調べて見たら、同一製品がまだ市販
されていたので、外側のユニットだけ、まずは買いました。
外側交換だけで、チャイムが鳴るようになりました。

4:
玄関脇の照明が、昼も人を感知すると点灯するようになっていました。
昼夜・夜・常時の選択スイッチがあるのですが、明度センサーが
壊れているようです。
これ、新築直後から家の周囲に防犯ライトを使って父の小屋まで自動で
照明のオン・オフをするようにしていましたので、玄関脇の照明は、
オフのままとして使っていませんでした。

5:
3/22に台所の水栓(リクシル、当時INAX製)が壊れました。
水栓の中のプラスティックパーツがほぼ壊れて割れまくっていました。
不具合の感じは、昨年11月あたりにはありましたが、水だけ、お湯だけ、
混合と量のコントロールはできていたのでそのまま使っていました。
~水や湯を出さない位置で水とか湯の温度調整のための回転が引っかかる
 感じでした。で、水や湯を出している位置ではスムーズに湯量調節の回転が
 できるというもの。

当の水栓は2001年に生産終了で、後継品種が推奨されていました。
で、ネットで在庫を確認して3/22午前中に発注したら、なんと、メーカー
に発注し、受け取った後に3/28に発送しますとのメール。到着予定は
3/30です・・・大阪の会社ですから2回の配送の余計な2日が入る。
在庫有るからと表示するから発注したのに騙されました。
(注:リクシルに直接発注するのや、地元のカインズに発注するのもできるの
   ですが、結構、高くなるのです。風呂の扉の交換部品で経験済み。)

ところで台所どころか風呂や洗面所も含めてすべての水栓は、寒冷地仕様と
なっていますが、実体はビックリ。
水栓中の水抜きを一々しなければいけないシロモノでした。パーツを外し、元に
戻す工程もあり、絶対手が濡れる。冷たいぞ~抜いた水も何かに受けて捨てなけ
ればいけないという、こんな不便な製品誰が使いたがるの?
水漏れ防止テープも巻かないようなシステムを使い続けて水漏れが起きないはずも
無い・・・
~これ大事:一度も世話になってこなかったし旧い旧家屋でも普通のだったから、
      寒冷地用は不要だった。
      三井ハウスは、わざわざ高い品物を使ったために利益を無くしてしまっ
      たようです。宇都宮だったら寒冷地用は不要で、それで見積もって
      しまったが、土地柄で寒冷地用にしてしまった・・・
      担当営業が会社を止めたのは、こういう理由だったのかも。
 a:不凍水栓という竹村製作所の製品が昭和40年には発売されており、旧家屋
   でも、この2001年築の家でも屋外に採用されています。
   ~注:ここ20年に1度だけ凍結したのを確認していますが、昼頃までには
    復旧しました。水を出すには蛇口をひねる代わりに元栓をひねるだけ。
    楽なものです。
   リクシル(当時はINAX)は、この技術は全く知らなかったようです。
   電気ヒーターも頭になかったようです。後継品も同じだったりするかも?
 b:最初の湯沸かしはパロマガス湯沸かし器です。湯水配管は、電気ヒーター
   が巻かれて保護されていました。風呂桶配管は追い炊き機能を使って自前で
   やっていたはずです。
 c:次の東芝の湯沸かし器。これも配管すべては、電気ヒーターで保護されて
   いました。風呂桶に繋がる配管は、自前で保護していたようです。
 d:最近のエコ給湯も、やはり、10本近くの電気ヒーターで保護されています。
   これも風呂桶に繋がる配管は自前で保護しているようです。
 ~おまけ、どの工事業者も、電気ヒーターの説明は一言もしないのです。
  気付いてからは春から秋は電気ヒーターをコンセントから抜いています。

 台所の水栓交換は、後日報告します。