今、「金曜ロードショー」で「ミッション・インポッシブル」が流れている。
1996年の映画である。
もう28年前である。

冒頭のプラハのシーン。

パーティの最中でも、街中でも、自動車の中でも、みんな煙草に火をつけて吸っている。
これはもう、21世紀四半世紀過ぎた段階では、歴史的な風景。

待ち合わせの合図に「火を貸してくれ」と言ってマッチを擦る、なんて、今の若い人には何のことだかわからないはずである。

それれから、電話。
まだ、携帯電話は、それほど一般的ではなかったか。みな、固定電話や公衆電話を使っている。
これも、20世紀の風景である。

まあ、「トム・クルーズが飛行機から飛び降りたいだけ」の映画と呼ばれたシリーズである。
確か、関係者への試写会の時に元祖家元の主役・ピーター・グレイブスが、途中で席を立ったとも言われている映画である。

トム・クルーズのカッコ良さだけを見る作品として楽しめばいいのである。