2000mに満たない低山に登るなら今しかない。
理由はふたつ。
- 今の時期は1500m前後の紅葉が一番美しい。
- 暑くもなく寒くもなくちょうど気候が良い。
真夏の低山は暑くてとても登れたものではないし花もないので苦行だ。
初秋でもよいがこの時期は高山の紅葉を優先したくなる。
一般的には春の新緑の季節も低山向きだが我々山スキーヤーにとっては春もスキーシーズンが続いているので雪が残る高山帯に行くことが多い。低山に行っている場合ではない。
冬も山スキーで低山を楽しむことはできるがあくまでも降雪地帯に限る話で雪が降らない地域に行こうとは思えない。
…ということで晩秋の今が低山に登る数少ないチャンスだということになる。
また、10月下旬になると秋雨前線や台風の襲来も減るので比較的天候も安定してくる。
冬型の天気が増えてくるという側面もあるが、日本海側はともかく太平洋側は晴れる日が多くなる。
雪山シーズンまで秒読みだ。
前夜祭だと思って秋の低山を楽しんでこよう。
こちらは黒戸尾根や日向山で有名な尾白川渓谷の紅葉。今がチャンス。
美しい滝と紅葉のコラボが楽しめるはず。
大菩薩峠あたりも良い。落葉松の紅葉や空気が澄んでくるので富士山の景色が楽しめる。
麓の紅葉も素晴らしい。