【コロナ「大分岐」 日本の生存戦略】:  リアルインサイト | 護国夢想日記

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 日々夢みたいな日記を書きます。残念なのは大日本帝国が滅亡した後、後裔である日本国が未だに2等国に甘んじていることでそれを恥じない面々がメデアを賑わしていることです。日本人のDNAがない人達によって権力が握られていることが悔しいことです。

おはようございます。
リアルインサイト 鳥内浩一です。

ご案内している「ザ・リアルインサイト」
に沢山のお問い合わせを頂いておりますが、
http://b56.hm-f.jp/cc.php?t=M22223&c=12606&d=83c5

 

ご案内の開始が週末だったこともあり、
対応がまだ追いついておりません。

お待たせしてしまい大変恐れ入りますが、
順次回答してまいりますので、
今しばらくお待ちくださいませ。

 

さて、今回の企画、

【コロナ「大分岐」 日本の生存戦略】

では、

 

藤井先生、中野先生、佐藤先生とも、

市場原理によって「新陳代謝」を促し、
弱者を切り捨て格差を生み出す

 

「主流派」経済学である「新自由主義」
の問題を指摘されていましたが、

どうやら政府は、
この道を突進するつもりのようです。

 

少し古い記事になりますが、
7月17日の日経新聞で下記の報道が
あったのをご存知でしょうか?

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中小企業減 容認へ転換
政府、社数維持の目標見直し 新陳代謝促し生産性向上

2020/7/17付日本経済新聞 朝刊
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政府は中小企業数の維持を狙った従来目標を見直す。

これまで掲げてきた「開業率が廃業率を上回る」との
表現を近くまとめる2020年の成長戦略から削る。

 

中小企業は新型コロナウイルス禍で経営環境の厳しさが
増している。

 

統廃合を含めて新陳代謝を促し、
全体の生産性向上をめざす方針に改める。

 

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中小企業がコロナ禍で経営環境の厳しさが
増しているから「救う」のではなく、

統廃合を含めて「新陳代謝」を促す。

統廃合の先はもちろん(外資を含む)
大企業ですから、

 

コロナによって少数の大企業が伸び、
日本の98%を占める中小企業は淘汰され、
格差がますます広がることを意味します。

 

東京商工リサーチによれば、
今年の倒産件数は7年ぶりに
1万件に達する見通しで、

休廃業・解散を含めれば5万件を

 

上回る見通しが強まっている中で、

新型コロナの影響で、
生活が苦しくなった世帯が
最大20万円を無利子で借りられる

 

「緊急小口資金」の申請が殺到し、

申請総額は約1045億円となり、

リーマン・ショックの2008年の
何と約80倍に上っています。

 

「経世済民」とはほど遠い政府方針は、
これだけではありません。

 

今回中野剛志先生のインタビューの中で、

他国に頼らず各国がワクチン開発を競う根底に、

 

自国を守ろうとするナショナリズムがある、
というお話があったかと思いますが、

 

7月31日、加藤勝信厚生労働相は、
米製薬大手ファイザーが開発中のワクチンを、

2021年6月末までに日本側が6千万人分の供給
を受けることで基本合意したと発表しました。

 

より重要なのはこの発表に先立つ7月22日、
毎日新聞の記事にあるこの内容です。

 

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新型コロナ 副作用訴訟費、政府が負担
ワクチン確保、メーカー要望対応

毎日新聞2020年7月22日 東京朝刊
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新型コロナウイルスのワクチンを巡り、政府は、実用化後に
副反応(副作用)で健康被害が生じ訴訟が起きた場合、

国が製薬企業の訴訟費用や賠償金を肩代わりする法整備を
行う検討に入った。

 

政府が複数の海外メーカーと進めるワクチン確保交渉で、
メーカー側が契約に規定を盛り込むよう求めていることを
受けた対応。次期国会に関連法案を提出する方向で調整する。

 

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ワクチンで健康被害が生じた場合、
お金を払って被害を受けた国民ではなく、

お金を受け取り被害を与えた外資系
大企業の方を保護する、ということです。

 

これが国内企業に限った話であれば
分からなくもないですが、
(個人的にはそうであっても反対ですが)

 

ナショナリズムを目指すどころか、
ますますグローバリズムに舵を切る発想は
一体どこからくるのでしょうか。

 

結局、今の政治家がやっているのは政治家
としての仕事ではなく政治屋としての仕事で、

国民ではなくスポンサーのために働いている
にすぎないのでしょう。

 

・中小企業の切り捨て宣告は経団連・外資のために
・ワクチンを巡る話も外資の製薬会社のために
・Go Toトラベルも二階氏の癒着のために

 

こんなことが国民が知らないところで、

あるいは新規感染者数の報道ばかりを
連日垂れ流して関心を逸らしている裏で

 

進められている現実を変えるためには、

一人でも多くの国民が目覚め、
知識と見識を高め、周りにその考えを広め、
声を上げていくほかありません。

 

そのために、私達は存在します。
http://b56.hm-f.jp/cc.php?t=M22224&c=12606&d=83c5