次の総理は、国民第一の政治と緊縮財政・PB黒字化から路線転換する人物 :sancarlos | 護国夢想日記

護国夢想日記

 日々夢みたいな日記を書きます。残念なのは大日本帝国が滅亡した後、後裔である日本国が未だに2等国に甘んじていることでそれを恥じない面々がメデアを賑わしていることです。日本人のDNAがない人達によって権力が握られていることが悔しいことです。

財務省は、新聞やテレビで「日本の借金は1000兆円超え!国民一人当たり830万円の借金!このままでは借金を返せなくなり破綻する!」と国民を煽っている。

 

資本主義国が政府の負債(国の借金でも、国民の借金でもない)のみをクローズアップしている時点でおかしい。

 

負債の額のみを問題にしていて資産について隠している。

 

2017年(平成29年)3月末の財務省が作成した日本政府のバランスシートを参照してみると、右側(貸方)負債合計は1492.8兆円で確かに1000兆円超えである。

 

ところが左方(借方)に、現金・預金、有価証券、貸付金、運用預託金、有形固定資産、出費金、その他を合わせて1000.9兆円もの資産がある。

 

差し引きすれば純負債492.0兆円と大幅減となる。

 

さらに政府には株式の55%を握っている日本銀行という「子会社」がある。

 

子会社の日本銀行に国債を買い取らせることで、日本政府の負債は消える。

 

日本政府のバランスシートの「公債」「政府短期証券」の内、現在は500兆円が日銀保有であり、日銀保有の公債等については、政府は返済する必要がない。

 

親会社・子会社の関係なのでどうせ連結決算で相殺だ。

 

日本に財政問題などない上に、その前提までもがでたらめで悪質である。

「国の借金」でも「日本の借金」でもなく「政府の負債」である。

 

「政府の負債」を「国の借金」と言い換えて、国民の借金が一人当たり830万円の借金があり、将来世代につけを払わせる気かと脅かし、国民に消費増税が仕方がないと思わせている。

 

昨日、4月25日(土曜日)の夜7時からのテレビ朝日の番組「池上彰そうだったのか」で新型コロナ対策で国民への給付金や補償などの政府援助について「日本政府には借金がありますよね?」と言って逃げの発言をした。

 

国債発行すればいいとは、絶対に言わない。

財務省や内閣に忖度しているのはみえみえである。

財務省を批判すれば、番組に出られなくなるからだ。

 

生徒役の4人は、経済の素人ばかりだから、鋭い質問がないから楽だ。

視聴者の一般国民も勉強していないから、簡単に洗脳されるのだろう。

 

麻生財務大臣は、2025年までにPB(プライマリーバランス)を黒字化する必要があるから赤字国債発行出来ないという。

 

黒字化して誰が喜ぶのか?

 

PB黒字化はEUの財政政策であるが、何故日本が真似しなければならないのか?

 

安倍総理や麻生財務大臣が、閣議で「PB黒字化を止める」と言って閣議決定すればいい話だ。

 

現在は、民主党時代に政治主導を徹底させるために「内閣府」が官僚の人事権を握ったので「緊縮財政派」の次官を更迭して緊縮財政反対派の次官に変えればいい。

 

日本国民が武漢コロナで死亡しているのに100兆円規模の財政出動もせず、米国と財界のための政治を行っている安倍政権は早く退陣して欲しい。

 

次の総理後継者は、財務省の言う緊縮財政とPB黒字化から路線転換する人物、国民のための政治を行う人物が望ましいと思う。