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 日々夢みたいな日記を書きます。残念なのは大日本帝国が滅亡した後、後裔である日本国が未だに2等国に甘んじていることでそれを恥じない面々がメデアを賑わしていることです。日本人のDNAがない人達によって権力が握られていることが悔しいことです。

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         Common Sense: 左翼議員のブラック・マネー

 何の証拠もないのに吊し上げ、証拠があるのに見逃される。日本の法治社会が危機に瀕している。

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(伊勢雅臣)チャンネル桜の対談番組に出演させていただきました。
【Japan Spirit Vol.15】世界が賞賛する寺子屋と教育勅語~Education Builds the Nation for next 100 years [桜H30/4/2]
https://www.youtube.com/watch?v=2dBT5iMYkiw

佐藤睦子さん: 寺小屋教育によって、日本国民は武士道を身につけました。商業経済においても、その教育の上に築かれた石田梅岩の商い哲学は、アメリカでは偉大な教育学として研究されていると聞きましたが、私たちの身近な伝統の中の見失った宝物を取り戻す時期にあるように思います。グロ-バリズムの波に失ったものは多いと感じます。?
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■1.菅直人首相の悪運

 平成23(2011)年3月11日、東日本大震災発生の数時間前、参議院決算委員会において菅直人首相は自民党の野上幸太郎参議院議員から在日韓国人からの献金について追及されていた。

 菅直人首相の資金管理団体「草志会」が平成18(2006)年から21(2009)年にかけて、在日韓国人実業家から104万円の献金を受けたという事案である。

 

 

政治資金規正法では外国人からの献金は禁止されており、違反した場合、3年以下の禁錮刑か50万円以下の罰金刑に処せられる。

 しかも有罪となれば公民権停止となり、首相どころか議員まで辞職しなければならなくなる。

 

 

この数日前に前原誠司外務大臣は同様に在日韓国人からの献金問題で、外相辞任を表明していた。

 政治家が外国人から寄付を受け、外国のために有利な政策を取ったら、国益を害し、国民の主権を侵害する。

 

 

たとえば在日韓国人からの献金を受けた政治家が、外国人の生活保護受給や地方参政権獲得のために動く恐れは十二分にある。

 菅首相も絶体絶命の窮地に立たされたが、なんという悪運か、その日の午後に東日本大震災が発生し、追及は宙に浮いてしまった。

 

 

その後の自民党の追求で、菅元首相に献金をした在日韓国人は特定されているが、すでに首相を辞めた後だということで、事件はそのまま、うやむやになってしまっている。

 この追及があと1週間ほど早ければ、前原外相と同様、菅首相も辞任に追い込めたかもしれない。

 

 

そして、もう少しましな首相を戴いていれば、大震災での政府の対応も真っ当となり、それによって救えた生命もあったろうに、と思うと残念でならない。

 それはそれとして、「森友」問題では安倍首相と昭恵夫人の違法な関与の証拠も全くないままに、マスコミと野党は大騒ぎしているが、このような左翼議員のブラック・マネーは物証もありながらもマスコミからは黙殺され、国民には伏せられている。

 

 

完全な二重基準(ダブルスタンダード)ではないか。

 左翼議員のブラック・マネーについては、「カミカゼじゃあのwww」さんによる『売国議員』[1]がこの1月に発売され、現在でも「政治家」カテゴリー1位、カスタマーレビュー数92件、5つ星評価で4.6点と話題を呼んでいる。

 

 

このような本を普及することが、偏向報道を是正し、まともな自由民主主義社会を守る道であると考える。以下、この本の内容の一部を紹介させていただく。


■2.「どこがクリーンなんですか、これ」

 まず、前原議員を外相辞任に追い込んだ自民党の西田昌司参院議員の予算委員会での追及を見ておこう。

 

 

大震災のちょうど一週間前、平成23(2011)年3月4日のことである。

 

 

西田議員は「先日から報道されています前原大臣、そして野田大臣、蓮舫大臣の政治資金のこの問題についてまずお尋ねしたいと思います」と三人一緒の追求を始めた。[2]

 まず、この3大臣ともS氏という人物から三つの会社を経由して数十万から百万円規模の献金を貰っていた。

 

 

このS氏は実は過去、巨額の脱税で起訴されていた人物だった

 

 

また覚醒剤の保有で逮捕された事もあった。

 

西田議員の追及は、居眠りをしていた菅総理にも向かう。

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西田昌司君 菅総理、寝ている場合じゃないんですよ、あなたも。

 

 

寝ている場合じゃないんですよ。これは、今の三社は実は民主党自体にも献金しているんですよ。御存じですか。

内閣総理大臣(菅直人君) 報告は受けておりませんでした。
・・・

西田昌司君 まさに類は友を呼ぶというやじもありますが、民主党の皆さん方、その主要メンバーがみんなこういう形でお付き合いになっているんですよ。

 

 

私は本当に、今まず政権の支持率が一番低くなっていますが、辛うじて、菅総理が民主党はクリーンな政治をやりたいと言っておられた。

 

 

どこがクリーンなんですか、これ。ぼろぼろじゃないですか。
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 脱税や覚醒剤で捕まるような人間が政治家に献金するのは、いざ捕まった場合に警察や検察に手心を加えてもらうよう、政治家から圧力をかけてもらうためであろう。

 

 

しかもその金は犯罪によって稼いだものである可能性が高い。犯罪者から献金を受けとるということは、その仲間として協力していることに他ならない。


■3.「大臣どころか国会議員の資格がないということですよ」

 このあと、西田議員は前原大臣が在日の人物から献金を受けていた事実を追求する。

 

 

西田議員が調べただけで、過去4年間で20万円を受けており、前原大臣は、それ以外の献金については「全体像を調べてしっかりと対応させていただきたい」と答えた。これに西田議員は、こう批判する。

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 つまり、外国人からあなたは継続してもらっておられるんですよ。そして、ずっと応援してもらったと言っているんですよ。

 

 

それは完全な今禁止規定に引っかかって、その場合には罪が確定したら公民権停止、つまり、あなたは大臣どころか国会議員の資格がないということですよ。

 

 

 分かっているんですか。どう思っているんですか、あなたは。責任取って辞職すべきじゃないですか。
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 これがとどめとなって、前原議員は大臣を辞任した。


■4.「外国籍であることが確認されたときには全額を返金をいたしたい」

 大臣を辞任した前原氏はまだ往生際の良い方である。

 

 

一週間後の大震災等当日の午前、参議院決算委員会において菅首相も追求された。

 

 

朝日新聞が、その日の朝刊で菅首相にも違法献金の疑いがあることを報じていた。[3]

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菅首相に違法献金の疑い 在日韓国人から 首相側未回答

 菅直人首相の資金管理団体が、2006年と09年に、在日韓国人系金融機関の元理事から計104万円の献金を受けていたことが、朝日新聞の調べでわかった。

 

 

元理事の親族や複数の関係者は元理事について在日韓国人と説明している。政治資金規正法は外国人からの寄付を禁じている。
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 当然野党からの追及が予想され、その予防線を貼ろうとしたのだろう、民主党の藤谷光信議員が質疑の冒頭で次のように質問した。[4]

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今朝、新聞を見ますと、「首相に違法献金の疑い」というのが大きく出ておりまして、実は私びっくりしましたんでございますが、今朝の一部の新聞報道の献金につきまして、総理の御見解なりお話を聞かせていただきたいと思っております。
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 菅首相は次のように答えた。

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 私が仲人をしました知人から数年前に、中学、高校の同期生で不動産関係の仕事をしている人として紹介をされました。

 

 

釣りに誘われて、その知人と三人で出かけたこともあり、数回会食をいたしたこともあります。

 

 

日本名の方で、日本国籍の方だと私は思っておりました。報道のように外国籍の方とは全く承知をいたしておりませんでした。・・・

 

 

 報道のようにその方が外国籍であることが確認されたときには全額を返金をいたしたい、こう考えております。
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 藤谷議員は「今の御答弁で大体了解いたしましたが、今後適切に処理していただきたいと思っております」と言って、次の質問に移った。

 

 

見え見えの出来レースである。


■5.「返還をすれば済むと、こういう問題じゃない」

 こんな茶番で逃げられるはずもない。自民党の野上浩太郎議員が、こう追求した。

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 報道では、旧横浜商銀信用組合の元理事という報道であります。現在は中央商銀信用組合ということでありますが、これは関東財務局から行政処分を受けております。

 

 

その理由の一つが反社会勢力への対応が不適切というものであります。

 

 

 菅総理は、そもそもこの男性がこの旧横浜商銀信用組合の元理事と、こういう認識はあったんでしょうか。
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 菅首相は、何度も会食をしたり、釣りにも一緒に行っているのに、そういう人物とは知らなかった、と答えた。

 

 

さらなる野上議員の追及に、「もし外国籍の方だということが判明したら、全額を返金いたします」と逃げる。

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 ですから、返還をすれば済むと、こういう問題じゃないと言っているんですよ。認識が全く甘い。

 

 

菅総理の今の一連の答弁を聞いておりますと、この事案に対する危機感、責任感というものが全く感じられない。

 

 

 自民党としては、この問題をこの後も徹底的に追及をしていきたいというふうに思っています。是非、集中審議の要求もしたいと思いますが、委員長、またよろしくお願いします。
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 残念ながら、この日の午後の東日本大震災の発生で、さらなる追求ができなくなってしまったのである。


■6.革マル派活動家が主導する労組から献金

 左翼政治家がブラック・マネーを受け取るのは、外国人や犯罪者ばかりではない。

 

 

過激な活動家の団体から受け取るケースもあった。平成26(2014)年10月30日の予算委員会において、安倍総理は民主党(当時)の枝野幸男議員に、次のように発言した。[5]

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 自民党が野党時代の姿勢について御批判をされました。確かに、枝野大臣の問題点を随分追及したことがあります。

 それは例えば、殺人や強盗や窃盗や盗聴を行った革マル派活動家がいますね。

 

 

この革マル派活動家が影響力を行使し得る主導的な立場に浸透していると見られるJR総連、JR東から、これを答弁として、質問主意書によって、これはそういう団体であるということを認めたのは、枝野大臣が大臣をしておられたときの内閣でこれはまさに認められたわけでございます。

 そして、その団体から枝野議員は、約八百万円献金を受けていた。これは殺人を行っている団体でありますから、そういう団体が影響力を行使しているというのは、これはゆゆしき問題ではないですか。
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 すなわち、枝野議員は「殺人や強盗や窃盗や盗聴を行った革マル派活動家」が相当浸透している労働組合と知りながら、そこから約800万円を受けとっていたことになる。

 これに対して、枝野議員は「私は、まさに、社会的に認められている連合傘下の産別とおつき合いはしました。

 

 

しかし、その中の構成員にいろいろな方がいらっしゃったとしても、その方と個人的なおつき合いをしたわけではない」と答えた。

 これは返答になっていない。個人的につきあっていなければ、犯罪的な活動家が主導的な組合から金を貰っても良いということにはならない。

 

 

金を貰ったら、個人的なつきあいはなくとも、その組合の意向を受けて、政治家が活動する道を開いてしまう。

 ちなみに枝野議員が駆け出しの新人議員の頃の平成8(1996)年の衆議院議員選挙において、JR東労組大宮支部執行委員長と交わした選挙協力の覚え書きが明らかになっている[1, 380]。

 

 

相当、長期間のつきあいだった事が分かる。

 左翼政治家たちが外国人や、犯罪者、過激派団体から集めたブラック・マネーは、行き先も怪しげだ。

 

 

たとえば、菅元首相の資金管理団体「草始会」から6,250万円鳩山由紀夫元首相の同「友愛政経懇話会」から1,000万円が、「政権交代をめざす市民の会」に寄付され、その一部が「市民の党」に流れている。

 この市民の党から、よど号ハイジャック犯・故田宮高麿の長男が東京都三鷹市議選に立候補したが、落選している。

 

 

また同様に市民の党の資金が「MPD・平和と民主運動」に流れた。

 

 

この団体の住所は、かつて「北朝鮮の送金王」と呼ばれた具次龍氏の所有していた企業と同じビルとなっている。


■7.法治国家を守る道

 こうした左翼議員のブラック・マネーの流れは不問に付され、マスコミもほとんど取り上げない。

 

 

方や安倍首相や昭恵夫人に関しては、何の証拠も挙がっていないのに、無実を証明しろと左翼とマスコミは騒ぎ立てる。

 この道の行き着く先は、かつての旧ソ連や現在の中国のように法治主義のかけらもなく、権力を持つものが自分は自在に金を集めながら、反対者は好きなように弾圧できる社会である。

 近代法治国家の基盤は、法を破るものは必ず処罰され、法を守っているものはその人権が保障されるということである。

 

 

自由と人権を守るためには現在の左翼政治家たちの不正と、不当な人権弾圧を見逃してはならない。

 そのための手段として、筆者が注目しているのが、インターネットによる請願システムである。

 

 

たとえば、Change.org というシステムでは、参加者がある提言を行い、それに賛成することで、自分たちの声を世間に訴えることができる。

 筆者が最近、賛同したのは「森友学園問題に関与している辻元清美を証人喚問せよ!」というキャンペーン[6]で、現在、約3千人の賛同が寄せられている。

 

 

賛同者はフェイスブックやツイッター、メールなどで、キャンペーンを拡散することができる。

 

 

こういう賛同が数十万規模ともなれば、偏向マスコミの情報隠蔽を覆し、一般国民の声を国会に届ける有力な手段となるだろう。
                                       (文責 伊勢雅臣)


■リンク■

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■参考■(お勧め度、★★★★:必読~★:専門家向け)
  →アドレスをクリックすると、本の紹介画面に飛びます。

1. カミカゼじゃあのwww『売国議員』★★★? 青林堂、H30
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4792606136/japanontheg01-22/

2. 3. 第177回国会 予算委員会 第2号 平成二十三年三月四日(金曜日)
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/177/0014/17703040014002a.html

3. 朝日新聞Digital、H23.03.11「菅首相に違法献金の疑い 在日韓国人から 首相側未回答」
http://www.asahi.com/special/minshu/TKY201103100625.html

4. 第177回国会 決算委員会 第3号 平成二十三年三月十一日(金曜日)
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/177/0015/17703110015003a.html

5. 第187回国会 予算委員会 第4号 平成二十六年十月三十日(木曜日)
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/187/0018/main.html

6. change.org 「森友学園問題に関与している辻元清美を証人喚問せよ!」
http://bit.ly/2qcxZt6