塩野七生 日本人へ 危機からの脱出篇 (文春新書 938) [新書]
このオバサマのローマ帝国関係やイタリア関係の本はやめられない面白さだ。ところで今朝の日経で新しい本の広告を見た。そこに四つのヒント(下記写真でごらんあれ)まさにこれこそ僕がいつも思っていることであり頓首の限りだ。
☆日本の若者よぐずぐず自分の無能力や怠惰を周りのせいにするな。まさに実力には、客観性などないのだ。彼らが自信を持つには人生という戦場で戦う以外ないのだ。甘えるな若者よ!
☆格差格差などと政治屋マスコミ宗教業界は騒ぐ!冗談じゃない格差が当たり前の自然なのだ...。ただしこれが固定化せずに流動化が保証されていることが重要なのだ。
結果平等を掲げる業界!冗談じゃない自己を高め成功する野心を持つほど楽しいことはない。そしてそれに勝利することで当然富や権力の格差がでる。それは本人の努力なのだ。
ただし勝利したものが権利を固定化させるスターリン主義は断固排除すべきだ。トロッツキーの永久革命(権力は腐敗する)が必要なのだ!
☆衆愚の欲望などをいちいち取り上げる必要はない必要なのは塩野のいうように政治の役割は<大衆のニーズを解消させること>なのだ!
左端の四つのヒントを読んでこの本は全部想像ついた。日経新聞ありがとう。