2/22 日経平均株価 とうとう史上最高値更新。原因は22日の米国市場時間外でAIのエヌビディアの好決算。とにかく全世界の株式、商品、仮想通貨、ほとんどの金融商品が暴騰でしたね。

 悲観は米国のインフレ再燃で景気後退=ハードランディング、楽観は、インフレ鈍化でソフトランディング、AI神話信奉者。楽観が悲観を吹き飛ばしましたね(笑

 元々昨今のインフレはコロナ渦後の過度の量的緩和政策による官製資産インフレ。先月の経済指標が強く、金利は上昇傾向。インフレ再燃懸念あり。私は、昨年末からの株価等の高騰がインフレ再燃に拍車をかけると思っています。

 1980年代にFRBのボルカー(当時)議長が高インフレを封じ込めて以来、超低金利時代へ。バブルの根は結構深い。最近の高金利は節目が変わったと感じています。エコノミストの意見はほとんど信じられません。いつもアルゼンチンの株価が気になるのですが、最近下げていたのに、22日は3.5%と大幅高。デリバティブ商品の上下動が激しい。いつの時代も今回は違うという。

  しかし、バブル崩壊の歴史は繰り返す...❣

 

 前置きが長くなりましたが、今日は”バベルの塔”を参考にいろいろな妄想をしてみました(笑

 

概要

バベルの塔とは

 『旧約聖書』「創世記」に記された”れんが造りの高い塔”。

 物語によれば、人類はノアの大洪水ののち、シナル(バビロニア)の地にれんがをもって町と塔を建て、その頂を天にまで届かせようとした。神はこれをみて、それまで一つであった人類の言語を乱し、人間が互いに意志疎通できないようにしたという。

 ~コトバンクより

 

 

 傲慢な人間、文明への批判として描かれた

 

バベルの塔のストーリー

 神の指示を聞かなくなった人間たちが力を合わせて1つの塔を作り、神を越えようとします。

 それを知った神は1つだった言語をいろんな種類に分け、人どうしがわかり合えなくしました。

 その結果、塔は完成せず、人々は各地に散り、それぞれの地域で暮らした。

 そのようなストーリーです。

 

”バベルの塔”の前向きな解釈

 世界の人の多様性

 同じ言語を使わない不便さはあるが、この多様性こそが、人間社会を興味深く面白いものにしている。

 また、現在の世界には、戦争、貧困搾取、環境問題など、世界中の人々が協力しないと解決できない問題が山積み。

 かつて人類が協力して壮大な”バベルの塔”を作ったという話は、これらの問題を人間は協力さえすれば、解決できると示唆しているのでは❓

 

感想等

  世の中の出来事から逆説的な教えや気づきが得られるものがあります。

 例えば、コロナ渦からは人の交流やコミュニケーションの大切さを学びました。

連想1

 現在、人間は”AI”という新しい発明をして、その発明が世界を凌駕していっています。

 私は、今までのブログでは、とても評価し、ともに生きると書いてきましたが...

 例えば、AIをネガティブに考えると、

 もしかしたら、AIは今まで胡坐をかき傲慢になっていった人間にとって、「人間の仕事がなくなる」、「AIに支配される」、リストラ❓など、いろいろな見直しを迫るかもしれません。また、その事は実は本来の人間らしさを気づかせるため、人間の暴走を止めるためとも考えられます。あまりにも急速なAIブーム❓バブル❓❓時代の変革は急速すぎです。

 

連想2

 例えば、中国やロシアなどの権威主義的な独裁国家

 思想統制や言論弾圧=コミュニケーションの断絶が強制されているのは、傲慢な人間に対する警鐘❣❣❣

 支配されているのは、罪のない一般人ですが...

 もちろん、恐怖です。肯定するつもりなどありません。ただし、国民が団結し、独裁者を打倒する選択肢もあります。

 

◎連想3

 例えば、グローバルな世界の「戦争」「貧困・格差」「地球温暖化等の環境問題」。

 ”人間は協力さえすれば、解決できる”との促し❣❣❣

 

 私は、今までのブログで

「AIやフィンテック、SNSなどのテクノロジーを上手に活用し、人間が人間らしく、また、限られた時間を合理的・効率的に使い、心の余裕・豊かさを追求していく」という考えを書いています。この考え方は基本的に変わっていません。

 人間がAIに支配されないことを祈っています❣

 

「多様性の受容」「コミュニケーション」の大切さも何回も述べています。

 

そして、最後に、今の世界の難題を人類の共通の課題と考え、世界の人々が協力していければ、より良い“持続可能な社会”が実現できると思います❣❣❣

 また、香港では権威主義に対する反抗は、理不尽な法律により潰されましたが、同じような動きは世界のどこかで起きるかもしれません。とにかく、暗い闇の世界を世論に暴露していくことが大事だと思います。