キラキラの夢が「あたりまえ」になった話 <11>
本が終わったので、久しぶりにこのシリーズの続きを更新します!今日も、ちゅうつねカレッジを覗いてみて、お金や成功について、ババババーッと浮かんできたことのつづきを書いていきます。ちゅうつねカレッジの今月のテーマが「スモールビジネスをやってみる」のようですが、今回の記事の内容も、まさにアイちゃんとはじめたスモールビジネス(笑)の話です!※アイちゃんって?という方は、このシリーズの最初からどうぞ!---今日はアイちゃんと次にはじめた商売についてお話しします。「5000円弁当ビジネス」も「いいところを3つ教えますビジネス」も形にできなかった私たちは相変わらず「どっかに勤めるとかじゃなくて、手っ取り早く金が手に入る方法ないかな」と考えていました。そして、次の商売を思いつきました。この商売は、私たちがサクラのバイトをしていた「伝言ダイヤル」というサービスを使うのです。伝言ダイヤルとは、現在の出会い系サイトと同じことを、電話を使って、声のメッセージのやりとりで行うサービスです。たとえば、男性全員が聞ける「オープンメッセージ」に、「自分の名前、年齢、自己PR、こういう人と出会いたい」という内容を吹き込んでおくと、それを聞いて「いいな」と思った男性が、自分の個別のメッセージボックスに返事をくれる仕組みになっています。逆に、自分がいいと思う男性を見つけたければ、いろんな男性のオープンメッセージを次々と聞いて、いいと思う人の個別のボックスにメッセージを送れるようになっています。ネットが普及していなかったので、メールですることを、声でしていたのですね。私とアイちゃんは、この伝言ダイヤルの仕組みを利用して商売をはじめました。伝言でのやり取りではなく、オープンメッセージに、かわいく優しい話し方で、以下のように吹き込んだのです。「私たちは24歳です。二人で、あなたのお話を、どんな話でも、何時間でも聞きます天使とか看護婦さんみたいなイメージです待ち合わせ場所で私たちを見て、イメージと違っていたら、そのまま帰っていただいてもかまいません。ご興味のある方は、090-*******までお電話ください」電話は次々とかかってきました。「もしもし。伝言聞いたんだけど・・・」「はい!こんにちは」「これ、なに?」「はい、私たち二人が、カフェなどで、あなたのお話を聞くんです。時間制限はありません。何時間でも大丈夫ですよ」「金は?かかるの?」「1万5千円です」「ふーん、場所は?」「渋谷でも新宿でも、ご都合のいいところまで行きますよ!」「どこでもいいよ」「じゃあ、渋谷でもいいですか?」「いいよ。今日でもいいの?」「はい、今日でも大丈夫です!」「じゃあ今日の4時でもいい?」「はい!じゃあ渋谷のプライムの○階にある●●というお店でもいいですか?入り口で待っていますね」「じゃあ、4時に行くね」「はい、念のため、ご連絡は今お電話いただいている番号でいいですか?」「いいよ」「では、4時に行きますね。楽しみにしています」という会話が典型的な流れですね。基本的に、相手の都合のよい場所まで行くことにしていましたが、なんだかんだ、大半は私たちの出やすい渋谷に誘導して待ち合わせていました。電話で「会って話すだけ?エッチできないの?」と聞かれることも、何度もありましたが、「うふふそういうことをはっきり言っちゃうと法律的にまずいので、会ったときに上手に口説いてくださいね」と言えば、半分以上の男性は申し込みました。でも、このお返事って、まったく嘘ではなくて、こちらが好きになってしまうような人だったり、本当に上手に口説いて、その気にさせてくれれば、個人的につきあったりしたいという気はありました。これも一つの出会いですからね。チャンスはしっかり与えているのです!さて、こうしてアイちゃんと一緒にいるときにメッセージを入れて、かかってきた電話で約束をとりつけて、いよいよ私たちは約束をした場所に行き、最初のお客さんに対面しました。次の記事につづきます・・・---こんな青春時代を過ごしたヤツが体を張って獲得したワザをこれでもかというほど書いた最新刊もどうぞ!↓彼と“思いどおりの関係”になれる本――つい、恋が“空回り”してしまうあなたへ/大和出版¥1,512Amazon.co.jp彼と“思いどおりの関係”になれる本 [ Anna ]¥1,512楽天