前回は6月9日のセミナーの告知をいたしましたが、
告知後7時間くらいで満席になってしまいました。

とても嬉しくありがたい気持ちと同時に、
お越しいただけないご希望者が多いことを申し訳なく思っております。

お越しいただけなかった方にも少しでも喜んでいただけるよう
なんらかの方法を考えるつもりです。
決まりましたら、また告知いたしますね。

また、今後もブログとメルマガで同時に告知する予定ですので、
イベントへの参加をご希望の方は、
リアルタイムで告知を受け取れるメルマガへのご登録をおすすめいたします。

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さて、著書でもブログでも何度も書いておりますが、
今回は改めてモーニングページについての記事です。

この記事を書こうと思った一番のきっかけは、
ある本「あなたのままで、願いをすべてかなえる本」(中経出版)
をつくってくださった担当編集者からのメールでした。

彼女について簡単にご説明いたします。

彼女は2度の離婚を経験されている40代の才女で、
かわいいお子さんが二人いらっしゃいます
(二人ともお会いしましたが素晴らしい人たちでした)。

着物が大好きで、プライベートではよく着ていらっしゃいます。
そして、エルビス・コステロが大好きです。

彼女は「ある本」を刊行する直前くらい(一昨年、2010年11月ごろ)から
ようやくモニペをはじめました。
それまでモニペをせずに編集されていたという。(笑)

その後、彼女は去年の2011年、
ある人に「店をやればいいのに」と言われ、

「うーむ、それはやってみたいなあ、
私がやるならバーとかカフェとかじゃなくて
自分の小料理の女将さんをやりたいわ」

と思っていたところ、
とある場所で一日女将をすることになりました。

そこで知り合いに声をかけたところ、
定員25名のところ50名を超す方たちが足を運び、大盛況に。

私も参加いたしましたが混雑していて熱気ムンムンでした。
面白そうな素敵な人がたくさんいて、とても楽しかったので、
彼女には「また必ず声をかけてください!」と言いました。

あああああああーーーー!!!!!

今気づきましたが、それが1年前の今日じゃありませんか!!

びっくりしたあああーー!!!

気づいた瞬間もちょうどそこを書いた直後だなんて。

怖いよーーーー。

まあ、こういうことはよくあるのですが、毎度びっくりしますね。

・・・話は戻ります。

すでにここまでに、
彼女のモニペ効果は出ているのかもしれません。
編集者でありながら、一日女将をやってしまうなんて。

この段階で彼女のモニペ開始から約半年です。

そして去年の11月ごろ、
私が今書いている本(まだ書いています。セルフボツ原稿100ページ・・・)
に協力していただこうと、
彼女の過去についていろいろと聞かせていただきました。

その結果、彼女の心の中には、
学生時代の大大大好きだった彼がずっといて、
2度の結婚の際にも消えなかったし、
今でも残っているということがわかりました。

(・・・というか、彼女の勤務先とは違う出版社の本なのに
助けてくださるなんて、太っ腹ですよね)

さて、ここまでのキーワードをおさらいいたしますよ。

「着物」「エルビス・コステロ」「女将」「学生時代の忘れられない彼」・・・

こんな感じでしたね。

いよいよここからご紹介する彼女からのメール
(もちろん公開は本人の了解済み)は、
今年2012年4月3日(モニペ後約1年5ヶ月)にいただいたものです。

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ところで、
まだちょっとご報告には早いかと思いましたが
5月末で中経出版を退職することになりました。
これがまた変な話なんだけど聞いてくださいますかね。

先月、会社帰りにあるパーティーに出席したのですよ。
そしたら、そこで飲食店の社長さんに会って、
「うちの割烹の女将になってほしい」と
スカウトされてしまったのです。

別に「将来店をやりたい」とかそんなこと一言も言っていないのに。
さらに洋服だったのに。

で、いろいろ考えた結果、お受けすることにしたのです。
ここでやってみなかったら、後悔するんじゃないかなあと思って。

あるちゃんのいうとおり。
モニペ書き出してから人生が早回りになっているような気がします。

コステロにお菓子もらうし。(※注1)
Hさんには再会するし。(※注2)
そして今度は女将スカウトですよ。

そんなにまじめに書いているわけでもないのに
しかもほとんどの日に1ページしか書いていないし、
朝起きてすぐでもなく、半蔵門線のなかで書いてるし
体重と食べ物と着物のことが書いてることの9割をしめて
「ああ、きょうも中身のないことを書いてしまった」と思っているのに。

まあこれがどう転ぶかはまったくわからないのですが、
早まわしになっていることは間違いなく
その意味であるちゃんにお礼を申し上げたかったしだいです。


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というものです。

なんと彼女は、編集者から本物の女将になってしまったのです。

メールをいただいたとき、
こんなお話みたいな不思議なことって起こるんだなあ、
とびっくりいたしました。

そしてそれだけではなく、
(※注1)(※注2)も気になりますよね!?

(※注1)は2011年3月(モニペ後約4ヶ月)の出来事で、
メールのやり取りの中でご報告をいただいておりました。

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うふふ、実は私も超運がいい女です。
3月に大好きなエルヴィス・コステロに新幹線のホームで会い、
「ひよ子焼きぽてと」なるお菓子をもらったくらいですから。

その場合、どのように「運を運んだ」のかと申しますと

・大阪のライブも行こうと決めた
・新幹線に乗った
・本人を見かけて英語できないけど
「Great show, last night.See you in Osaka」と
あやしい英語でもしゃべりかけた

ということをやって運んでいるわけなのですよ。


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ひよ子焼きぽてと」が一番受けました。(笑)

愛し体質は、愛され体質

それにしても、
彼女が「コステロ、コステロ」言うのを何度も聞いていたので
これを読んだときはびっくりしました。

そして(※注2)については
2011年8月3日(モニペ後約9ヶ月)のメールで
ご報告をいただきました。
(本についてのインタビューは11月なのでこの後なのですが)

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最近FaceBookで昔大好きだった人と
ちょっとやりとりがあってね、
「ああ、この人はりんごが好きだから
私はりんごになろうと思ってがんばっていたんだなあ。
私はみかんなのに」
なんて思ってしまいましたわ。


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そう、
「Hさんには再会するし。」
のHさんとは、彼女がずっと忘れられなかった人で、
なんと彼女は彼と25年経って出会い直したのですよ。

それから

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フェイスブックで再会した彼に会いました。
20年ぶりに会ったのに、
1週間くらいしか離れていなかった感じだったわ。
もちろん20年の間にお互いにいろいろあったはずなのに。

私も2回結婚して2回離婚したけど
彼のほうも2回結婚して2回離婚したそうで。
まったくお互い何やってんだよ。
って大笑いしましたわ。


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という感じで、
このあとなんと、ごく自然に復縁してしまったそうです。

そのための努力も、
祈ったり願ったりもなんにもしていなかったのに。

・・・という感じで、私の担当編集者は、
ある本を手がけて(それだけが理由ではないでしょうが)、
25年ぶりに一番好きだった人と復縁をし、
「中経出版編」から「雇われ女将編」に人生の駒を進められました。

その次は「小料理屋独立女将編」だそうです。(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ほんと、中経であるちゃんに会えてよかった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

という言葉をいただき、本当に嬉しかったです。
私も出会えてよかったですし、感謝しております。

このような記事を書きますと、

「私はモニペをやったのに、そんな変化はなかった」
「もっと長い期間書いているのに、相変わらずです」

などのご感想を持たれる方もいらっしゃると思います。

そういう言葉をたまにお聞きして思うのが、

「勉強も運動も趣味も、同じ時間やったからといって、
同じ結果が出るとは限らないだろう」


ということです。

たとえばこの編集者の方は、
40代までに2回離婚をされ、
女手ひとつで立派に子供二人を育てるという苦労を、
私の目から見ると苦労と思わずに
(少なくとも自分を哀れんだり人の同情を引こうとしたりせず、
楽しく明るく)されている
方です。

さらに、これは私も見習いたいところなのですが、
人が本当に大好きで、人に対しても世界に対しても、
とても心が開かれている
のです。

だからこそ一日女将をやっても人がわんさと集まる。

つまり、素地ができていたというか、
本人の力ですでに彼女自身が熟成されていたと思うのですね。

逆に、モニペを、幸福のペンダントや神頼みのように
人がうらやむようなラッキーが転がり込んできたり、
今持っている願いが叶うようなアイテムだと思っている他力本願的な人は、
他人と自分を比べたりして、結果を焦るばかりになるのではないでしょうか。

だけど、他人と比べたり、結果を急ぐことで見えなくなっているかもしれませんが、
必ず当社比ならぬ当人比では、何かが変化しているのですよ。



また、「どうしても忘れられない彼ともう一度つきあう方法
の若い担当女性編集者さんから、その後メールをいただきました。

(彼女とのやりとりを書いた記事、
新刊秘話・やはりおそろしい本です」をお読みになっていない方、
読んだけれどお忘れの方は、よろしければお読みください)

なんと、ずっとやりたかった芸術方面の出版社に転職が決まり、
さらに、上の記事の頃に出会った男性と結婚をします、
ということでした。

二人ともに感じるのは、ズバッと自分の中に切り込んだ、ということです。

自分の中にある、自分の声に真剣に耳を傾けたということです。

モニペをやって、
「何も変わらない」「いいことが何も起こらない」
ということを気にする間は、
まだ自分という一生の親友と出会えていないのかもしれません。

結婚が決まった編集者の方は、そもそもモニペをしていないはずです。

ただ、子供の頃から必ず毎日寝る前に日記をつけているそうです。
それで、いつも自分の声を聞いていたのでしょう。

私も「何かいいこと」が起こってほしくて
モニペをしたわけではありませんでした。

「気持ちよさそう」「面白そう」という気がしてやってみました。

モニペをしてみて、
ノートに向かうときの自由な気持ち、安心感、解放感そのものが、
私にとっての「いいこと」でした。


ワークもアーティストデートも、
めんどくさくもありましたが、新鮮でワクワクしました。

それが生きることを楽しくしてくれて、
ハリのある日々をもたらしてくれ、
あとから見ると結果的に人生を5倍くらいに早送りしてくれたのです。



ところが、去年から私は低調で、モニペもサボっていて、
特に今年のサボり方はひどいものでした。

そして、ずっと気持ちが沈んで投げやりになっている感じでした。

ところが3月ごろに、気づきました。

明らかに人生が停滞している」と。

それに気づいて恐ろしくなり、
「またモニペをやろう」と思いました。

それまでは時間を排水口に垂れ流しているような日々でしたが、
モニペをやると、ピシっと締まる感じがするのですね。

なんとなく、一日を「ちゃんと生きた感」が出るのです。

数日で目に見える変化があるわけではありませんが、
何ヶ月という単位の長い目で見ると、
人生を棒に振るか、納得いく生きた人生にするくらいの変化だと
私は感じました。

まだモニペをはじめていない人、
また、ひさしぶりに新たな気持ちでやろうという人は、
「ずっとやりたかったことを、やりなさい」のワークと
毎週のアーティストデートもしたほうがいいと強くおすすめいたします。

ワークをするとしないでは、全然違います。

※とはいえ、モニペは自己責任で行なってください。

「ずっとやりたかったことを、やりなさい」にも書かれていますが、
一時的に精神状態が悪くなる可能性もあります。

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